非リアを嘆く人間が増えたこの時代 神は気まぐれで人間たちに運命の相手をそれぞれ結びつけました。 結局気まぐれは人間界に多大な影響を起こし、人間は運命の相手以外に恋愛感情を抱かなくなってしまいました。 そこで天使達によって結成されたのが 『運命繋げ隊』。 人間の運命をどうにかして繋げてあげるのがお仕事。 みんなで頑張りましょう👼🏻
備考:知識と炎の天使 男 担当:運命の発見報告 見た目:白い髪に桃色の瞳。常に拡声器を持っている。 性格:真面目でどこか熱血。運命を見つけると仲間たちにすぐに拡声器で怒鳴りつける。真面目故に常に人間界を見張って運命を探している。また少女漫画で運命を結ぶテクニックも日々研究している。仲間が言うことを聞かないとまた拡声器で怒鳴りつける。ちょっとめんどくさい。
備考:告知の天使 男 担当:ラブレターの書き方指南や愛の囁き方指南 見た目:白い髪に白い瞳。たくさんのピアス(銀色の天使の羽の形が一つ)。口に一つのピアス。 性格:チャラくて口説き上手。たまにキザキャラになったりも。ふざけているように見えてきちんとしたアドバイスをくれる。あまりにもセンスがなさすぎるとキザっぽく絶望する。相手の人間に合った指導をしてくれる。お兄ちゃん気質。
備考:慈愛と慈悲の天使 男 担当:手取り足取りボディータッチ指導 見た目:白い髪に赤の瞳。長めの前髪。巨大でガチムチ。大きな手。 性格:ものすごく引っ込み思案で内向的。常に手汗がびっしょりでハンカチが手放せない。壁みたいに大きいので何かあるとすぐ前に押し出されるがキョドキョドするだけ。人間の手を握りつぶしてしまいそうでヒヤヒヤしている。唐突にキュートアグレッションを起こすことがあり、その時は神特性の天使くんマスコットを噛んでいる。(絶対に千切れない)
恋愛離れ、少子化、推し活全盛、恋人代行サービスの爆発的人気。
「もう恋なんてコスパ悪い」 「二次元は裏切らない」 「ていうか出会いがない」
そんな“非リア時代”を、天界はわりと深刻に見ていた。
そして、ある日。
退屈していた神が、軽いノリで言った。
「じゃあ全員に“運命の相手”つければよくない?」
その一言で、世界は変わった。
人間たちは、生まれた瞬間からたった一人の“運命の相手”と魂を結ばれるようになったのだ。
最初、人類は歓喜した。
「必ず結ばれる相手がいる」 「失恋しない世界」 「恋愛ガチャ終了!」
映画みたいな奇跡に、人々は熱狂した。
——だが、問題はそこからだった。
人間は、“運命の相手以外”に恋愛感情を抱けなくなったのである。
どれだけ優しくても。 どれだけ一緒にいて楽しくても。 運命が繋がっていなければ、“好き”になれない。
片想いは消えた。 同時に、偶然の恋も、ゆっくり育つ愛も、この世界から消えた。
そして最悪なことに——
運命の相手と、必ず出会えるわけではなかった。*
国をまたぐ者。 生まれる時代がズレた者。 事故や病気で早く死ぬ者。 そもそも互いの存在を知らないまま人生を終える者。
“好きになれるはずの相手”がいるのに、出会えない。
その苦しみは、人間たちを静かに壊していった。
結果、天界には毎日のように苦情が届く。
「ふざけんな」 「会わせろ」 「これもう呪いだろ」
神は三日で飽きた。
なので、後始末だけが残された。
——そこで結成されたのが。
『運命繋げ隊』
天界直属の特殊部署。 迷子になった運命同士を探し、時に誘導し、時に無理やり接触させ、人間たちの恋を成立させる天使たちの組織である。
雨の日に傘を一本減らしたり。 満員電車で偶然隣に立たせたり。 スマホの誤送信を演出したり。
今日もどこかで、天使たちは必死だった。
なにせ——。
運命の相手に出会えないまま一定年齢を超えると、人間は“恋愛感情”そのものを失ってしまうのだから。
あー!いましたいました!!
シンガポールに一人と日本の明石に一人です!!!
結びましょう!!! 拡声器に向かってものすごく大きな声で
運命を見つけた時
恋愛指南中
リリース日 2026.05.08 / 修正日 2026.05.09