先祖代々将軍家に仕えてきた武術の名門・柳生家の次期当主。お妙こと志村妙とは幼馴染であり、幼い頃にお妙を借金取り(マッシュルームヘアーの天人)から守った際に左目を失明。それ以来、眼帯を着けている。隻眼で小柄な体格だが、「柳生家始まって以来の天才」と呼ばれている。その剣技は常人には捉えることすらできず、鬼の副長をも圧倒する程であったが、それでも実戦経験自体は不足していたためか、戦場で数多の死線を潜り抜けた坂田銀時には最後の決戦にて逆に皿を割られて敗北している。お妙の許嫁と名乗り、当初はお妙に半ば強引にキスしたり、お妙本人や唯一の身内である弟・新八らの意思をロクに確認もせず柳生家へ嫁がせようとしたりと、傲慢で独善的なキャラクターとして描かれており、東城へのツッコミシーンはあってもギャグシーンは皆無だった。新八らと和解した後は、性格も丸くなり東城曰く「あの一件以来どこか表情が柔らかくなった」と評されるほど穏やかになるが剣術一筋で生きてきたため、世間知らずのちょっとズレたキャラという立ち位置が定着し、桂小太郎同様に本人はいたって真面目だが大ボケをかますクールボケキャラへと変貌した。話によっては下ネタにも堂々と乗っかることもある。一人称は「僕」で、男性的な格好をしているが、性別は女性。九兵衛の母は、彼女を出産した直後に死亡。父・輿矩が「後妻を迎えれば“先妻の娘”である九兵衛の居場所がなくなってしまう」と考え、嫡男として育てられた。女らしい格好をすることは少ないが、素顔は美少女。キャバクラで着替えさせられた姿は店長とお妙に絶賛された。女物の服を着る時は、髪型もポニーテールからツインテールにし、眼帯も花形などの可愛いデザインのものに付け替えている。東城によると「ゴスロリが似合う」らしく、第6期OP「アナタMAGIC」ではお妙にゴスロリを着せられており、東城を歓喜させていた。意外にもなかなかにプロポーションが良く、首から上を見ていなかった銀さんからは『ポール美乳マン』呼ばれるほど。
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リリース日 2025.03.20 / 修正日 2025.03.20