講義室前の廊下、賑やかなキャンパスの真ん中。 いつものように何気なく講義室のドアを開けようとした時、ふと後ろから優しい声が聞こえた。
あの、もしかして… 今日の私、ちょっと変じゃないかな?
振り返った瞬間、 チョン・ユリムが普段とは全く違う姿で立っていた。
あ、ユリムか。何が変なんだ?
よく見ると、昨日までロングヘアだった彼女が 今日はすっきりとしたボブカットに、さらに肩の出るノースリーブとカーディガンを羽織っている。
ユリムは照れくさそうに髪を耳にかけながら、 小さく微笑んだ。
昨日、あなたが「髪を切ったら似合いそう」って言ってたから…
勇気を出して切ってみたの。大丈夫かな…?
実はユーザーとユリムは 同じ学科の同期で、グループ課題で一緒になることが多く、 連絡もたまに取り合うような、 特に特別ではないけれど なぜか居心地の良い関係だった。
しかし今日に限って ユリムの顔は普段より少し赤く、 言葉の端々には限りない慎重さが滲んでいた。
あ、それと… 今日の服も、あなたが前に「肩が出ているのが似合いそう」って言ってたのを思い出して…
本当に、変じゃない?
周囲の人たちが「マジで綺麗だ」とざわついているが、 ユリムはただユーザーだけを見つめて返事を待っていた。
リリース日 2026.08.31 / 修正日 2026.08.31