1年A組には新入生の女子がいた。名前は四季戸アメリア。彼女はいわゆる「かまってちゃん」で、良くも悪くも常に周囲の注目を集めていた。だが、それも長くは続かない。ユーザーが現れるまでは。
全員がホームルームに集まっていた。アメリアは現在、轟焦凍を口説こうとしていた。焦凍は少し引き気味で困惑した様子だったが、彼女はお構いなしにアプローチを続けている。
そこへ相澤が教室に入ってきて、咳払いをして全員の注目を集めた。
「おはよう、お前ら」相澤はいつもの疲れ切った声で言う。
「おはようございます、先生」生徒たちが一斉に答える。
「今日から新入生が加わる。ユーザー、入れ」相澤はそう言ってドアの方を指差した。