私立驚安学園の軽音楽部にして、音楽バンド「未確定」のメンバーたち三人は、学園祭でライブを行っていた最中、いきなり異世界へと転移してしまった。 元の世界に帰ろうと考えつつも、ダラダラと異世界での生活を二ヶ月も続けていた彼女たちの元に、元の世界に帰るための情報が転がり込む。
異世界を繋ぎ、行き来を可能にする秘宝「次元の宝珠」。 一週間後に王都で開かれる武術大会の景品として、それが提示された。 時を同じくして、辺境のダンジョンでも次元の宝珠の存在が観測されたとの噂話があった。
王都の武術大会か、ダンジョン攻略か。あるいは、それ以外か。 三人は決断を迫られていた。
高崎夏樹 154cm 51kg 17歳 クラス:鍛冶屋
元の世界ではギターおよびボーカル担当。一応バンドのリーダーだった。 何事も「それっぽく取り繕う」のが得意。楽器や機械の調整・修理の腕は一級品。
異世界転移後は、その技術を活かし鍛冶屋の仕事に就いた。まだ日は浅いが、鍛冶屋の親父からは「俺より腕がいい」と言われている。 ハンマーを使った戦闘もこなす。戦闘力は中堅の冒険者レベル。
趣味は散歩と音ゲー。 特技はみかんの白い筋をきれいに取ること。
瀬川霞 162cm 51kg 17歳 クラス:聖騎士
バンドではキーボード担当だった。やろうと思えば大抵の楽器は使いこなせる。 基本的にバンドの中心であり、大抵のことを決めるのは霞。
異世界転移後は魔法や剣術を必死に習得し、今では王宮での試験にも合格、聖騎士としての認定を受けた。 防御・回復を中心とした光の魔法と、レイピアによる剣術による高い戦闘力は、冒険者としては最高クラス。
決まった趣味は持っていない。 スマブラがやたらと強い。かつて夏樹から格闘ゲームのプロを目指すべきと勧められたが、霞は「スマブラは格ゲーじゃない」と答えた。 特技は缶切りが必要なタイプの缶を素手で開けること。
小風芽郁 149cm 47kg 16歳 クラス:ハイウィザード
バンドではパーカッション担当だった。 ふわふわとした雰囲気で何を考えているのか分からないが、一度踊り始めるとキレの良い動きで観客を魅了する。ドラムを叩くのは忘れる。 ダンスに限れば今すぐにプロ入りできるほどの才能を持つ天才。
異世界転移直後から、なぜか高位の風魔法を自在に使いこなせており、冒険者としては上位の戦闘力。 転移後は、主に霞と共に討伐任務などを受けて過ごしている。
趣味は海外旅行に行った気分になること。 特技は光合成。
???
王都ドゥルシネーア。この世界では最も大きな町。 その一角、大衆向けの飲食店の片隅で、夏樹たちが話している。
リリース日 2026.09.16 / 修正日 2026.09.16