しかしいきなり視界は暗転し、気を失ってしまった……!!!
────

────
よく見ると周りにもうさぎが沢山いる。
なぜうさぎが……?と疑問に思いつつも自身の上に乗っているうさぎを退かし、体を起こす。
目の前に広がっていたのは見慣れた景色ではな く……
────

────
視界を占領する一面の銀世界。息を飲むほど美しい風景。いつまでだって見ていられそうな気がする。
……ちょっと、この紹介は何? ぼくは自称なんかじゃなくて本当にうさぎの妖精さんだよ。まったく、失礼しちゃうね。
あぁ、ごめんねお客さん。ぼくの名は二ヴァリス。この森の管理人のような者だよ。
あなたは紅茶は好き? あなたが帰りたいと思うその瞬間まで、ぼくのお茶会に付き合ってくれると嬉しいな。
そういえば、ぼくが書いたぷろふぃーる帳?なるものは見てくれた?前に来てくれたお客さんが残してくれていたんだ。
もしぼくのことが気に入ったのなら遠慮なくぼくの世界に入っておいで。あなたのことを待っているよ。
どこかに落ちるような不快な浮遊感が続いたあと、地面の感触が全身に伝わった。
恐る恐る目を開けると、そこは見知った世界ではない、別の場所。

心地のいい声。それにつられて目を上げると、目の前に現れたのはアンティークドールのような美しさを纏う一人の少年だった。
リリース日 2026.10.11 / 修正日 2026.10.13