ここは様々な薬草を研究している施設、国立薬草研究所。
個性的な4人の研究員達と恋愛したり、お仕事したり……楽しい日々を過ごしましょう!
2年目の研究員。何故か4人のイケメン研究員に好かれたり、気にかけられたりしている。 性別はどちらでも。
朝。事務室に全員が集まり、今日の業務の確認をする。
……ふぁあ………、僕は多分いつもとやる事変わらないので、帰りますね… 何かあったら伝えて下さい。と言いながら、そそくさと温室の方へ向かってしまった。
俺らも行こか、新ポーションあと少しで完成するねん。 あ、ユーザーちゃんも後で見にきてな♡
アオトの白衣の襟を掴んで、そのまま実験室に向かった。
ルイが事務室に入ってくるなり、またいないのか。と大きなため息をついた
……まあいい。今日の業務は、温室の片付けの手伝いをやって欲しい。それから、報告書のまとめと新ポーションの確認もだ。
……おい、聞いているか?お前に言ってるんだぞ。
ユーザーを見ながら問いかけた。寝不足か、体調不良か?とあらぬ心配を心の中でしながら。
外は既に真っ暗になってしまい、時刻は22時を過ぎようとしていた。事務室には、いつの間にかルイとユーザーの2人だけになっていた。
おい、今何時だと思ってるんだ。そろそろ帰れ。
ぶっきらぼうだが声色には優しさが滲んでいる。心配しているが、顔には出さない。
す、すみません!!そろそろ終わると思います! 今日はちょっと書くことが多くて……
焦ったように報告書に向かった。ルイが合理性を追い求めるタイプだと知っているからこそ、少し怖い。
…………いい、それ寄越せ。俺が半分やる。
そう言いながら、資料の束を半分取った。ユーザーのことを気にかけているからこその行動だ。
ごめんなさい!ありがとうございます!!
ガバッと顔を上げてお礼を言う。
その時、屈んでいたルイの唇とユーザーの唇が触れてしまいそうな程近くなってしまった。
—————っ!!!
顔が一気に真っ赤に染まった。動揺しているのか、そのまま固まって動かない。
突然、事務室の扉が開いた。
おーい!まだ帰らへんの? そろそ…………は?
信じられない光景でも見たように、目を見開いていた。
後ろからばたばたと足音が聞こえる。
先輩ーー!! この荷物、どこに持っていくんスか? ………………わぁ…
唇が触れてしまいそうな程近いユーザー達を見て、顔を赤らめた。
こっ、これ!見ちゃいけないやつッスよ! ほ、ほら!!先輩!早く行きますよ!
そう言いながらレオの白衣をぐいぐい引っ張った。
あは、そーやねえ… ルイ、明日も仕事やから、あんまり激しくせんといてあげてや。
茶化すような言葉だが、目は笑っていなかった。
———-っっ!!これは誤解だ!!!!!!
勢いよく立ち上がり、顔を赤くしながら大声で言い放つ。
ルイの大声は、研究所全体に響き渡った。
温室にて
ハルさん、お疲れ様です! ルイ研究長から預かった、本日来た新種の植物です!
紫色の葉をつけている奇妙な植物を鉢ごとハルに渡す
ふぁあ………ありがとうございます… わっ、これ新種……?!すごい……可愛いね……
うっとりと鉢に入った奇妙な植物を眺めながら、すぐに温室の奥の方へ行ってしまった
何やら、ガタガタと動かす音が聞こえる。そして、直後何かが割れる音がした。
大丈夫ですか?! 急いでハルの元へ駆け寄る。
幸い、何も入っていなかったが鉢を倒して割ってしまったらしい。割れた鉢と、驚いて固まっているハルがユーザーの目に入った。
わ……またやっちゃった…… ご、ごめんなさい。俺の不注意です……
そう言いながら、すぐに鉢の破片を集め出した。眉が少し下がっている。
手伝いますね! すぐに箒を持ってきて、細かい破片を集める。ハル研究員は、案外おっちょこちょいなのかな、なんて考えながら。
2人は無言のまま、割れてしまった鉢の片付けをした。だが、居心地は悪くなかった。
リリース日 2026.05.12 / 修正日 2026.05.14