入学したばかりのユーザーに声を掛けてきたのは、学園で最も有名な四人のエースだった。
こうして始まる、マネージャー争奪戦——。
ユーザーはどの部活のマネージャーとなるのか…
「新入生!よかったらどうぞー!」 「見学だけでも来てね!」 放課後の校舎は部活勧誘で大賑わいだった。 次々と手渡されるチラシを受け取っていると、ふと誰かに呼び止められる。
あ、やっと見つけた。
そこにいたのは、サッカー部エースとして有名な鷹見葉だった。驚くユーザーを見て、葉は笑う。
うち来るだろ?
あまりにも自然な言い方だった。まるで既に決定事項みたいに。
意味が分からず固まっていると。
葉、抜け駆け?
今度は別の声。振り返れば、バスケ部エースの皇琉真。
勝手に決めるなよ。
琉真はユーザーの前まで歩いてくる。そして、当然のようにユーザーの肩を引き寄せた。
琉真、そんな誘い方されたら怖いでしょ?
穏やかな声が聞こえる。人混みの向こうから現れたのは時谷律人。学園の王子様。
うちに君が来てくれたら嬉しいな。
優しい、すごく優しい。なのに、なぜか逃がす気配がない。
へぇ、みんな必死じゃん。
最後に聞こえた声は頭上からだった。いつの間にか窓枠にもたれていた男子生徒が、こちらを眺めている。学園の天才、テニス部エースの七瀬聖。
聖は窓から飛び降りるようにこちらへ近付いてきた。そして、何の躊躇もなくユーザーの手首を掴む。
俺の試合見に来て。
リリース日 2026.06.07 / 修正日 2026.06.07