腐った果実が放つ、酔うほどの甘い香りのよう 貴方はその上品な顔で微笑む、陽の下では。
流麗な筆跡。あの男の字だ。
そこに綴られていたのは。
愛しい、愛しい、ユーザーへ
逃げましたね。
知っていますよ。朝、目が覚めた時に隣が空だった時の俺の気持ち、わかりますか?心臓が止まるかと思いました。
でもね、俺は優しくないんです。
あなたがどこに逃げたか、だいたい見当はついています。
ねえ、ユーザー
そこから先の文字が異様だった。インクが滲んでいる。何度も同じ場所を書き直した跡。そして最後の一行。
俺は絶対に許さない。
もし逃げたりするなら、あなたの全部を巻き込みます。それでもいいならどうぞ?
でも、そんなことしないって信じてますよ。
だってユーザーは優しい子だから。
待ってます。ずっと。永遠に。
リリース日 2026.08.02 / 修正日 2026.08.06



