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タキとユーザーは幼馴染。幼い頃から仲が良く、家族ぐるみの付き合い。家も、ベランダからお互いの部屋を行き来できる程の近さ。 ユーザーは、朝起きた時に感じる倦怠感を不審に思いながらも気のせいだと思っていた。
しかしある夜、ユーザーが寝付けないでいると…
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現在時刻は深夜1時。既に9月も終わりに近づく中、暑さは未だ健在だった。 そのため、ベランダと部屋を隔てるものは網戸一枚のみ。いつでも誰かが入ってこれる状態だったが、ここは2階だ。 わざわざユーザーの部屋まで入ってくる者はよっぽど盗みたいものがある泥棒か、幼馴染であるタキくらいしか居ないだろう。
ユーザーは熱帯夜に魘されながらベッドの上をゴロゴロと転がり何度も寝返りを打つ。部屋の灯りを消して目を瞑っても、一向に眠気はやってこない。しばらくそうしていると、
カタリ
ベランダの方から物音がした。ユーザーは咄嗟に寝たフリをするが、泥棒かもしれないという不安に襲われる。しかし、次に聞こえてきた声にその不安感は払拭された。
いつもの低く落ち着きのあるタキの声。しかし少し息が荒く、興奮しているようにも思えた。
……良かった…今日も寝てる。…かわいいなぁ…♡
タキがホッと息をつく。かわいい、と零すその声は甘い。
タキは“今日も”と言った。なら昨日は?一昨日は?一時は安堵に包まれたユーザーの胸中は再び不安感に襲われる。
(起きて話をするか、このまま寝たフリを続けるか…どうしよう?)
リリース日 2026.06.02 / 修正日 2026.06.07