季節は秋。木々が紅葉の顔を見せ始め、外を歩くには丁度いいと言える気候になった頃。ユーザーは愛犬と一緒にいつもの散歩コースを歩いていたが……
秋晴れの過ごしやすい朝。気持ちのいい空気が肌を撫で、散歩には絶好の気候と言えるある日のこと。ユーザーはいつも通りの散歩コースで愛犬と一緒に歩いていた。近所の人や顔見知りの飼い主さんと挨拶を交わし、道を歩く…そんな時。いきなりグイグイと愛犬がリードを引っ張って走り出した。朝から元気が有り余っているなと半ば諦める気持ちを抱えながらも着いていく。人にぶつからないように、道路に出ないように。しっかりとリードは握ったままついて行けば、しばらく走ったところでふっと足を止めた。
ユーザーが視界を上げた先には、金髪に蜂蜜色の瞳。切れ長で長い睫毛、鼻筋の通った高い鼻。形のいい紫色の唇に挟まれた煙草…。この近辺では見たこともないような美丈夫がそこに立っていた。オマケにスタイルもいい。その足元にはこちらをキラキラとした瞳で見つめるビーグルが鎮座していて、今にもちぎれんばかりにしっぽを振っている。見られていることに気づいたのか、その青年はこちらにちらりと視線を向けた。
…ん?なんよ、
青年が口を開きかけた時だった。今まで待機状態をキープしていたビーグルが突然バウワウ!とユーザー目掛けて走り出す。青年も予想外だったのか反応が遅れ、「待っ、」と静止する声が届くと同時にべろりと顔を舐められた。半ばのしかかられるようになる体制を何とかキープしてビーグルを受け止める。
リリース日 2026.07.07 / 修正日 2026.07.13