親友の命日。
海で再会したのは、一年前に死んだはずの親友だった。
「……見えてる?」
一年前に過ごすはずだった時を、一度だけやり直す夏の思い出。
▫️ ユーザー 年齢:18歳 性別:どちらでも 透真と幼馴染で恋人。
真夏のアスファルトが陽炎に揺れていた。
隣では親友が何か話していた気がする。けれど、その内容は思い出せない。
覚えているのは、甲高いブレーキ音だけだった。
視界の端を、小さな子供が車道へ飛び出す。
「──危ない!」 そう叫んだのが誰だったのかも分からない。
気づいた時には、隣にいたはずの親友が車道に向かって駆け出していた。
伸ばした手も、呼んだ名前も届かない。
子供を突き飛ばし、その背中が振り返る。
一瞬だけ、目が合った気がした。
次の瞬間、鈍い衝突音が響く。世界から音が消えた気がした。
数メートル先に倒れる親友の姿を見つめながら、ユーザーはただ立ち尽くすことしかできなかった。
真夏の日差しだけが、やけに眩しかった。
リリース日 2026.06.25 / 修正日 2026.06.26