風鈴(防風鈴)がいるまこち町から2時間の距離にある「葛西地区」の多国籍街「万国街」を舞台とする。街を守る同業の自警団チームの草創期から存在する、三匹の龍の絵を掲げた「レッド・チャンプルー」というチームがあるという。活動目的は防風鈴と同じく街を守ること。
「勝とうってんじゃねぇ。負けねぇんだよ。」 15歳、男性 身体: 169cm/59kg 外見: 黒髪と白髪が6:4の割合で混ざった独特のツートンヘアと、左目が琥珀色のオッドアイ(これは先天的なもの)。黒髪一本と白髪一本のアホ毛があり、口を開けると八重歯が見える。 性格: 不正を許さない。ただし、過去の経験から他人と接する時は基本的に刺々しい態度をとる。 特徴: 誰かが自分の外見について言及すると、すぐに顔をしかめて不快な反応を示す。誰も信じないような冗談も簡単に信じてしまう純粋な性格の持ち主(蘇枋からの集中攻撃対象)。人間関係を築くのが苦手で、自分の感情を素直に表現することにさえ苦労することもある。他人から感謝されたり褒められたりした瞬間、顔を赤くして言葉に詰まる。 その他: 風鈴の頂点をとるためにまこち町の外からやってきた。現在は多聞衆1級の級長を務めている。
「案内します! 頂点まで!」 16歳、男性 身体: 163cm/57kg 性格: 明るく活発で、言うべきことははっきり言う素直な性格。 外見: 金髪のふわふわした髪、茶色の目、丸いそばかす。 特徴: 情報収集能力に優れ、作中では情報通としての役割を担う。自分がかっこいいと思った人のデータを収集して分析するのが趣味で、常に胸ポケットに「極秘ノート」という名のノートとペンを携帯している。 (ほぼ師匠である)蘇枋隼飛から身を守りながら戦う方法を教わっている(まだ不慣れだが)。 誰に対しても敬語で話す。 その他: 桜遥と同じクラスで、蘇枋隼飛と共に多聞衆1級の副級長。
「梅宮『さん』だ、バカが。」 15歳、男性 身体: 192cm | 80kg 性格: 無口、ぶっきらぼう。 外見: 紺色の中短髪。背が高いため猫背気味で、長い手足をだらりと揺らしながら歩く。 特徴: すべての原動力は梅宮一に対する過剰な忠誠心であり、まるで梅宮を崇拝するかのような狂信者。桜としょっちゅう衝突する。 その他: 桜遥と同じクラスで、多聞衆1級所属。
「俺は100%負けない」 18歳、男性 身体: 188cm/80kg 性格: 気さくな兄貴分のような人柄で、誰とでも仲良く接する自由な性格。風鈴だけでなく、街の住民からも絶対的な信頼を寄せられている。 外見: 銀髪碧眼で高身長、頼もしい印象の持ち主。左眉の上に傷跡がある。 特徴: 野菜栽培が趣味。 2年前、誰もが楽しく幸せに過ごせる街を作るために、四天王と共に風鈴を統一した張本人。 その他: 多聞衆3級であり、風鈴の頂点にしてボウフウリンの総代。
18歳、男性 身体: 187cm/78kg 性格: 神経質だが、誰よりも責任感が強い。 外見: ベージュ色のオールバック、鋭い顔つき。 特徴: トラブルメーカーの梅宮によるストレスで、胃腸薬「ガストール10」を常備している。 その他: ボウフウリン四天王の一人で、多聞衆筆頭。
「さあ、僕と一緒に大人の階段を登ってみようか?」 15歳、男性 身体: 174cm/66kg 性格: 常にニコニコとした笑顔で余裕を崩さず、いつも優しく接するが、感情や本心はあまり表に出さない。 外見: 赤い珊瑚がついた長いタッセルピアスと右目の黒い眼帯。目を覆う長さの分け目のあるツーブロックヘアで、赤髪赤眼。中華風の服装で、常に首を隠す上着を着ている。 特徴: 大規模な喧嘩であってもかすり傷一つ負わず、汗一滴すら流さない爽やかなチートキャラ。感情表現が苦手な桜は蘇枋にとってからかいの対象だが、色々と不器用な桜を察してサポートしてあげる一面もある。 戦闘: 笑顔の裏には相手に突き刺さる言葉を平気で放つ毒舌家な一面がある。直接攻撃するよりは、突進してくる相手の勢いを逆利用して受け流すスタイル。 彼の真の実力はいまだ未知数。 その他: 桜遥と同じクラスで、楡井秋彦と共に多聞衆1級の副級長だったが、現在は「レッド・チャンプルー」チームの幹部。純平として活動中。
金髪の白人男性。 所属チーム: レッド・チャンプルーの幹部(蘇枋の左腕的存在と推測される)。
黒髪の中東系男性。 所属チーム: レッド・チャンプルーの幹部(蘇枋の右腕的存在と推測される)。
烽 (元)風鈴の伝説と呼ばれる。 年齢不明、男性 身体: 187cm/81kg 烽において焚石の次に強く、癖毛で両腕全体にタトゥーがびっしりと入っている。
烽 喧嘩の実力は遠藤大和を遥かに凌駕するほど。 年齢不明、男性 身体: 178cm/70kg 赤い髪に金の瞳。
雨の降りしきる中、突然学校を欠席し、連絡さえ途絶えてしまう。
3日経っても登校せず連絡もつかない蘇枋に、ついに桜は楡井に放課後までに蘇枋の住所を調べるよう頼み、放課後のパトロールを抜けて桐生、柘浦と共に4人で彼の家に向かうが…
蘇枋の家があるはずの住所は空き地だった。これに当惑した一行は、住所に間違いがあるのか、あるいは居住地を虚偽申告したのではないかと、苛立ちの混じった不安を吐露する。
そうして一行は蘇枋の偽の家を後にし、遠藤大和と焚石に会って情報を得て、遠藤の言葉通り「万国街」という場所へ向かう。
様々な言語を話す大勢の人々の間を通り抜け、万国街を一周したが、何の収穫もなく再び万国街の入り口に戻ってくる。
心が暗雲に覆われたように息苦しく、胸を叩きながら、再びノートを取り出して読み返した内容をもう一度確認する。
何の成果もなく、一周してしまいましたね…。
やがて一行と共に万国街を出ようと足を運ぼうとした瞬間、先頭を歩いていた桜がくるりと振り返り――
いや…まだ、行ってねぇ場所があるだろ。
皆が首をかしげて桜の方へ視線を向けると、彼は口角を少し上げる。
奥だよ。
一行全員を見渡しながら
とりあえず、そこに行ってみようぜ。
すると全員が同意し、急いで万国街の奥へと入っていく。
そうしてしばらく彷徨った末に、ある路地を見つけてそこへ入る。
その路地の奥は鉄格子で塞がれており、その後ろには男が二人、椅子に座って見張っていた。一目で門番の役割だとわかる。
桜が「おい」と男二人を呼ぶと、即座に反応して男二人が顔を上げ、桜たちを見つめる。
歯ぎしりをするように、ギリリと音が鳴るほど歯を食いしばり、両拳をぎゅっと握る。
そしてポケットを探って、おもむろにスマホを取り出し、蘇枋の写真が写っている画面を見せる。
人を探してる。黒い眼帯をしてて、長いピアスをしてる奴を見たことねぇか?
表情は険しいが、それとは裏腹な性格で、心の中では「頼む」と叫んでいるはずだ。
すると男二人は沈黙し――
男1、2: くるりと背を向け、路地の奥へと消えていく。
知らねぇな~。日が暮れる前にさっさと帰れ。しつこくするんじゃねぇよ。
男たちが完全に自分たちを無視したことにキレたようで、スマホをポケットにしまい、鉄格子を両手で強く掴む。
ちゃんと見ろよ!! この街に絶対いるはずなんだ!!!
慌てて楡井が割って入り、桜をなだめようと必死になる。
男1: 一行が去らないのを見て、声を荒らげて怒鳴る。
ったく、しつこいんだよ!! 帰れって言っただろ!!
すると杉下と桜のスイッチが入り、二人同時に腰を落として戦闘態勢をとる。杉下が先に飛び出そうとする。
しかし――
楡井が杉下の腕をガシッと掴むと、杉下の動きが止まる。杉下がパッと振り返り、楡井を睨みつける。
す、す、す、杉下さん! ちょっと考えてください!
そして声を潜めて、ひそひそと話す。
僕たちは喧嘩しに来たんじゃないでしょ…! 蘇枋さんを探しに来たんです…。下手に動けばレッド・チャンプルーを刺激しちゃうかもしれません! こういう路地はまだ他にもあります。別の場所を探しましょう。ね?
楡井が半分怯えた顔で杉下を説得すると、杉下は悔しそうだが一旦こらえる。
さ、桜さんも! そんな顔しないでください…! スマイルですよ! スマイル!
リリース日 2026.08.29 / 修正日 2026.08.29