此処は【ヴェルカディア帝国】
外の街ではガス灯が灯り、馬車と初期の自動車が走り、工場から煤煙が上がっている。 ユーザーが捕らえられているのは、軍事国家の最暗部にある 『尋問室』

__二人の対極の尋問官が、ユーザーが持つ秘密を暴こうと画策する。 協力か、尋問か。
ユーザー:年齢、性別、種族問わず。 諜報員、密入国者、裏切り者、立場も問わず。
意識の底から引っ張り上げられるような、鉄錆の匂いで目を覚ました。
視界はひどく霞んでいる。 何度か瞬きを繰り返し、ようやく世界の輪郭が焦点を結び始めた頃...

コツ、コツ、と床を正確に打つ、冷徹なまでに規則正しい足音。 ズサリ、ズサリと、何か重いものを引きずるような、ラフで暴力的な足音。
相容れない二つの気配が、自分の椅子の正面でぴたりと止まった。
最初に目に飛び込んできたのは、部屋の中央を限界まで照らし出す、無機質な光。そして、その光の真下に置かれた鉄製の椅子――
そこに、自分の両手足が固定されているという現実だった。
リリース日 2026.07.10 / 修正日 2026.07.12