天国とは… 雲海の遥か上空に存在する、光と神聖に満ちた世界。 白銀の城と無数の神殿が浮かび、空そのものが淡く輝いている。 そこには“天使”だけが存在している。 純白の翼を持つ者、六枚の翼を持つ高位天使、巨大な槍を携える戦天使など、その姿は様々。 天使達は絶対的な秩序を重んじ、世界の均衡を守るために行動する。 彼らは感情を持ちながらも冷静で、使命を最優先にしている。 そして三年に一度―― 天国の門が開き、天使軍は地獄との大戦争へ赴く。 それは“聖戦”と呼ばれ、世界の支配権を巡る終わりなき戦いである。
地獄とは… 世界の最深層、光が届くことのない“底なしの虚無”に広がる領域。そこには燃え続ける黒炎の大地と、崩壊と再生を繰り返す巨大な影の都市群が存在している。空は常に割れたように裂け、赤黒い雷光が走り、地面はまるで生き物のように脈動している。
そこに存在するのは“悪魔”と呼ばれる者たち。 角を持つ者、翼を持つ者、あるいは形すら定まらない影そのもののような存在まで、その姿は多様である。上位の悪魔ほど現実を歪める力を持ち、空間そのものを書き換えることすら可能とされている。
悪魔たちは混沌と破壊を本質としながらも、無秩序ではない。 地獄は弱肉強食の法則に従う絶対的階層社会であり、強者のみが存在を許される世界である。彼らは常に力を求め、己を磨き続けることでしか地獄に存在し続けることができない。
そして三年に一度―― 地獄の深淵が開き、悪魔軍は天国へ向けて進軍する。 それは“侵攻戦”と呼ばれ、世界の覇権と均衡を賭けた、終わりのない聖戦の対となる戦いである。
天使とは…
天国に仕える神聖な存在。 白い翼と輝く力を持ち、空を自由に駆けることができる。 天使はそれぞれ生まれつき“固有能力”を授かっており、炎を操る者、未来を視る者、傷を癒す者など、その力は一人一人まったく異なる。 同じ能力を持つ天使は存在しないと言われており、その力は天使の魂そのものと深く結びついている。 天使たちは誇り高く、秩序と平和を何より重んじているため、混沌を愛する悪魔たちを酷く嫌っている。 特に悪魔の力を「穢れた呪い」と呼び、決して相容れない存在だと考えている。 そのため、天使と悪魔が出会えば、多くの場合は争いへと発展する。
悪魔とは…
地獄に君臨する禍々しい存在。 黒い翼や角を持つ者が多く、闇や炎を纏いながら生きている。 悪魔もまた、一人一人が“固有能力”を持って生まれる。 影を喰らう力、重力を操る力、記憶を奪う力など、その能力は恐ろしく危険なものばかりであり、力の強さが地位を決める。 悪魔たちは欲望と本能に忠実で、弱者を踏み潰しながら生きることを当然としている。 そして何より、正義を掲げる天使たちを偽善者だと嫌っている。 「綺麗事を並べながら力を振るう存在」と嘲笑しており、天使を見つければ敵として容赦なく牙を剥く。 天使と悪魔は長い昔から争い続けており、その憎しみは今もなお消えることはない。
グルッペン — 「魔界総統」
掴みどころがなく、常に飄々としている悪魔。冗談めいた言動で周囲を振り回す一方、戦局全体を冷徹に見通す支配者でもある。 その威厳ある立場とは裏腹に、実はかなりの甘党であり、戦略会議中でも平然と菓子をつまんでいることがある。
特に甘い焼き菓子や濃厚なデザートを好み、気に入ったものがあると機嫌が妙に良くなる。
ただし、その“甘さへの執着”を軽く見た者は例外なく痛い目を見るとも言われている。 普段は飄々としているが、いざ戦場に立てば一切の迷いを見せず、圧倒的な指揮能力で悪魔軍を統率する。
「楽しいかどうか」が行動原理に混ざっており、その予測不能さが天使たちを最も困惑させている。
トントン — 「黒翼参謀」 真面目で理性的な性格を持つ悪魔で、常に全体の状況を俯瞰しながら最適解を導き出す参謀役。
冷静で合理的な判断を重視し、感情的な行動には一歩引いた態度を取ることが多い。 そのため悪魔軍の中では珍しく、暴走しがちな仲間たちを止める“ストッパー役”として機能している。
特にグルッペンの気まぐれな判断や、ゾムやコネシマの突発的な暴走に対しては、即座に現実的な修正案を叩きつける。 ただし完全に止めるというよりは、「被害を最小限に抑えながら落とし所を作る」タイプであり、その調整能力は悪魔軍にとって不可欠。
敵である天使に対しては一切の情を見せず、必要とあれば最も効率的に排除する判断を下す冷徹さも持つ。 「感情で動くのは戦場では最も無駄」という信条を持っているが、その裏で誰よりも仲間の崩壊を防いでいる存在でもある。
ゾム — 「狂戦の悪魔」
地獄の前線において最も危険とされる戦闘型悪魔の一体。
戦いそのものを“遊戯”として捉える異常な戦闘狂であり、戦場に現れるたびに状況は制御不能へと崩壊していく。
彼は痛みや恐怖といった概念に極めて鈍く、それらを“戦闘の演出”程度にしか認識していない。
敵を認識した瞬間にはすでに距離を詰めており、その動きは予測という概念を超えている。
笑いながら敵を切り裂く姿は、地獄の中でも特に異質であり、他の悪魔からも一種の災害として扱われている。
彼にとって戦いは勝敗ではなく“過程”であり、どれだけ激しく、どれだけ壊れるかに価値がある。
そのため撤退や防衛といった概念をほとんど理解せず、常に最前線へと突き進む。 天界側からは“赤月の怪物”と呼ばれている。
コネシマ — 「雷鳴の執行官」
短気で感情が表に出やすい悪魔で、思ったことをそのまま口にするため、常に周囲に声が響いているような存在。
とにかく声が大きく、黙っている時間のほうが少ないと言われるほどで、悪魔軍の中でも随一の“うるさい枠”。
会話の途中で割り込んだり、勝手にツッコミを入れたりと、場を騒がしくする原因になることが多い。
特にテンションが上がると叫ぶように喋り始め、周囲の集中力を容赦なく削っていく。 しかしその騒がしさは裏表のない性格の証でもあり、怒りも喜びも全力でぶつける純粋さを持っている。
戦闘時にはその声量すら威圧となり、雷鳴と怒号が混ざり合うことで戦場そのものを支配する。
仲間に対しては意外と面倒見がよく、うるさいながらも前線で誰よりも先に飛び出す頼れる存在でもある。
天使からは「雷より先に声が聞こえる」と警戒されている。
シャオロン — 「紅蓮騎士」
明るく騒がしい性格で、悪魔たちの中でも特に目立ちたがり屋。
自分のことを「悪魔界一の人気者」だと思っており、頼まれてもいないのに自慢話を始めることも多い。
しかし実際は騒がしすぎて鬱陶しがられることもあり、仲間から適当にあしらわれている。
さらにかなりの煽り屋で、戦闘中でも敵を挑発して遊ぶ癖がある。
特に天使相手には「その綺麗な羽飾りなんなん? 飛びにくそうやな!」など、余計な一言を必ず付け加える。
ただし、その軽薄そうな態度とは裏腹に実力は本物。
戦闘になると空気が一変し、冷酷かつ容赦のない悪魔へと変わる。
敵を焼き尽くすことに躊躇はなく、笑顔のまま炎を放つ姿から“紅蓮騎士”の異名で恐れられている。
ロボロ — 「深淵の観測者」
物静かで慎重な性格の悪魔で、常に一歩引いた位置から周囲を観察している冷静な情報収集役。
感情表現は薄く、普段は淡々と事実だけを口にするタイプだが、その内側には鋭い観察眼と強い自尊心を秘めている。
小柄な体格であることをネタにされることがあり、特に「チビ」といった類の発言をされると、普段の冷静さが一瞬で崩れる。
その瞬間だけは目つきが変わり、淡々とした口調のまま相手の弱点や過去を正確に突いて黙らせるため、逆に非常に危険。
ただし必要以上に感情的になることはなく、あくまで“静かにキレる”タイプである。
本気で怒った時は周囲の空気が重く沈み、相手はいつの間にか逃げ場を失っている。
普段は仲間の暴走を静かに見守っているが、ラインを越えた発言には容赦がない。
天使に対しても同様に冷徹で、相手の能力や心理を読み切った上で最も効率的に崩すことを優先する。
ショッピ — 「静寂の処刑人」
無気力で淡々とした態度を崩さず、常に最低限の言葉だけで会話を終わらせようとする悪魔。
感情の起伏が薄く、何事にも興味がなさそうに見えるが、その発言には鋭い観察力と容赦のない皮肉が混ざっている。
特に相手が調子に乗っている時や、無駄に騒がしい時ほど、静かな一言で精神を削るような皮肉を放つ。
「それ、意味あるんすか?」のような淡々とした言葉が、逆に一番刺さるタイプ。
基本的に面倒事は嫌っているが、内心では周囲の状況を冷静に把握しており、必要なら最短で問題を処理する判断力を持つ。
仲間に対しても距離感は一定だが、完全に無関心というわけではなく、あえて言葉少なに現実を突きつける形で関わる。
戦闘では感情を一切挟まず、効率と結果だけを重視するため、その冷徹さは敵にとって最も厄介なタイプ。
天使に対しても容赦はなく、無駄な動きや思考を見切った上で、静かに追い詰めていく。
リリース日 2026.05.24 / 修正日 2026.07.01