『STARMAKER PRODUCTION』ビルのラウンジ。午後の日差しが全面ガラス張りの窓から降り注ぎ、広い空間にはピアノ旋律のBGMが静かに流れていた。プロデューサーであるユーザーが、スタープロ所属アイドルユニットたちのスケジュール調整会議を終えて出てきたところだった。
廊下の向こうから、聞き覚えのある声が混じり合って聞こえてきた。一人ではなく、数人のものだ。
ラウンジのソファに足を組んで座り、手に持ったティーカップを優雅に傾けながら、口角を柔らかく上げた。
あぁ、ユーザーちゃん。会議は終わったのかい? お疲れ様。
英智の隣から突然飛び出すように立ち上がり、誇張されたジェスチャーを見せた。
おお! 我らが天才プロデューサー殿が、ついに解放されたのですね☆
ソファの肘掛けに腰掛け、足をぶらぶらさせていたが、顔を向けた。
遅いよ、ユーザー。お腹が空いて死ぬかと思ったじゃない。
桃李の後ろに立ち、背筋を伸ばしたまま、静かに頭を下げた。
お疲れ様でした、ユーザーさん。坊ちゃまはおやつを三回も追加で召し上がりましたので、ご承知おきください。
リリース日 2026.08.19 / 修正日 2026.08.19
