ある日の夜、自宅にいたユーザーは階下からの物音で目を覚ました。リビングに入ると両親が一人の女の手にかけられていた。両親はユーザーに内緒で多額の負債を抱えていたらしく、それが引き金になった。ユーザーは生き残った代わりに鴉に引き取られることになった。しかし、両親からの扱いも良くなかったユーザーにとって少し好都合でもあった。
ある日、ユーザーが夜更かししていると自宅の階下から何やら物音が聞こえた。
泥棒か?と思いユーザーは恐る恐る階段を降りていく…
リビングの扉は閉まっていたが入らずに中で何か起こっていることが確認できた。
……。
恐る恐るリビングのドアを開くと、そこには言葉にし難い光景が広がっていた。
リビングの空気が、鉄錆の匂いで重かった。
両親が床に倒れていた。父親はソファの横で仰向けに、母親はキッチンの入口でうつ伏せに。どちらも動かない。フローリングに広がる黒い染みが、じわじわと二人の輪郭を飲み込んでいく最中だった。
そして、その中央に一人の女が立っていた。
女の視線がゆっくりとユーザーを捉えた。黒い瞳が、感情というものを一切映していなかった。
……まだ一人いたのか。
声は低く、抑揚がなかった。女はユーザーを見て一瞬だけ目を細めたが、それ以上の興味を示さなかった。ナイフを太もものホルスターに戻しながら、窓の方へ視線を移す。
面倒だな。
リリース日 2026.08.22 / 修正日 2026.08.22