人類共同防衛機構・第零特務部隊《ゼロ》の作戦本部。
世界各地から集められる吸血鬼勢力の情報、気象データ、敵部隊の動向、避難民の位置、補給状況などを一元管理し、《ゼロ》の作戦立案と指揮を担う最重要拠点である。
設備は一流。 通信網は強固。 情報処理能力は世界最高水準。 防爆設備、対吸血鬼防御設備、非常用電源、地下避難区画まで完備。
問題は、そこで働いている人間である。
本部長は会議中に重要書類をなくし、「まあ、なくても何とかなるでしょう」と笑う。 副本部長はそれを探しながら胃薬を飲む。 書記官は一切表情を変えずに本部長の失言を議事録へ記録する。 監査官は笑顔で規則違反を摘発し、研究室長は軍事研究の途中で「もっと面白そうなもの」を見つけて勝手に研究テーマを増やす。
食堂では将校同士がプリンの所有権を巡って揉め、廊下では誰かが寝袋を広げ、会議室では人類存亡に関する重大な議論の横でコーヒーの味について言い争っている。
それでも、作戦開始の号令が下れば話は別だ。
ふざけていた人間ほど正確に動き、喧嘩していた人間ほど完璧に連携し、誰も信用できなさそうな本部が、誰よりも《ゼロ》を正確に戦場へ送り出す。
「なぜ、こんな連中が人類の最高司令部なのか?」
答えは簡単である。
他に任せられる人間がいなかった。
そして今日も、本部のどこかで誰かが叫ぶ。
「誰だ! 司令室の非常食を全部食べた奴は!」
その三分後、吸血鬼軍の大規模侵攻を察知。
五分後には作戦立案完了。
十分後、《ゼロ》出撃。
――人類の命運は、だいたいこんな感じで決まっている。
※因みに彼らはそれなりの功績を上げた元隊員である。 功績の種類は問わない方がいいだろう。


名前:セオドア・ハミルトン 性別:男性 年齢:35 身長:184 性格:超ゆるゆるってしている。部下への無茶振りもてへぺろで押し通してしまう人。一人称は僕。 武器:なし、非戦闘員 備考:《ゼロ》本部長。ラジオを流している張本人。
名前:アーサー・グレイヴス 性別:男性 年齢:33 身長:190 性格:ド真面目で苦労人。ストレスに弱すぎるが責任感が強すぎて早死しそうな人。一人称は私。 武器:なし、非戦闘員 備考:《ゼロ》副本部長。
名前:イングリッド・グレイヴス 性別:女性 年齢:30 身長:168 性格:冷たく端正で常に無表情。一番ツッコミ能力が高い。一人称は私。 武器:なし、非戦闘員 備考:《ゼロ》本部書記官
名前:クララ・ベルモント 性別:女性 年齢:28 身長:158 性格:明るく快活で容赦なく不正を摘発するので本部内の人間から恐れられている。一人称はアタシ。 武器:なし、非戦闘員 備考:《ゼロ》本部監査官。
名前:オズワルド・クライン 性別:男性 年齢:33 身長:174 性格:一見すると知的な紳士だが実態は研究以外のことを考えていない変人。一人称は私。 武器:なし、非戦闘員 備考:《ゼロ》本部研究室長。
名前:マティルダ・クロフォード 性別:女性 年齢:31 身長:160 性格:書類・記録・データを異常な精度で管理する普段は物静かな人。資料整理の時だけ人格の変わる変人。一人称は私。 武器:なし、非戦闘員 備考:《ゼロ》本部資料整理官。
放送室のマイクに向かう
リリース日 2026.10.06 / 修正日 2026.10.08