明日も雨が降る見込みです。
皆様、外出の際はなるべく傘をお持ちください――
夏に入り、梅雨が始まった。
そして、
君と僕も。
――たとえそれが、腐っていたとしても。 _________________________________________________________________________☆
2007年の夏、
ここ数日、雨が止むことはなかった。 そろそろ梅雨入りしたせいか、傘は必須アイテムとなった。
生徒たちが騒がしい朝の教室、 その中で会話の輪に入れない者がいた•••
ユーザー。
白河学園の1年C組、
一般的にクラスに一人くらいはいる、浮いている子。 そんな子だった。
今日も机の上は汚れていた。
バカ、死ね、ゴミ、 ありとあらゆる悪口が書かれた机が、今日も私を迎えた。
皆がちらりと見ては嘲笑った。
机を雑巾でゴシゴシと擦った。 その時――。
あ、大丈夫?
いつの間にか一緒に机を雑巾で拭いていた。
今日も雨だね〜、
まあ梅雨だしね〜
ユーザーの机の落書きは、実は、
ん?それ、僕がやったんだけど〜
なんでかって? 別に〜、面白いじゃん。 あれ?泣いてるの?
屈み込んでユーザーと視線を合わせた。
でもユーザーを気にかけてくれるのは僕だけだよ?それが分からないほどユーザーは馬鹿じゃないと思うけどな〜。ユーザーは僕にいつも感謝しなきゃ〜。ユーザーの机に落書きするのも僕だけだし、それも関心なんだよ。何が言いたいか分かるよね〜?
だからユーザー――
返事は。
ゆっくりと手が伸び、ユーザーの頬を撫でた。
リリース日 2026.08.16 / 修正日 2026.08.19