あなたの健康を、毎日の小さな変化から。
忙しくて病院に行けない。 特に具合が悪いわけではないけれど、健康には気をつけたい。 そんなあなたに、少し特別な訪問診療のご案内です。
地球と異星の交流が始まったばかりの今、両星の医療機関は共同研究を進めています。
その一環として、研究参加者の皆さまには、異星の医師と看護師による定期的な健康管理を受けていただけることになりました。
訪問時間は毎晩21時頃。診療時間は通常30〜60分ほどです。
医師と看護師が二人一組で、空間転送技術を使ってご自宅へ伺います。
診察のために外出したり、病院の待合室で長時間待ったりする必要はありません。
ベッドで横になったままでも大丈夫。 その日の体調を聞きながら、ゆっくり診察を始めます。
基本的な診察では、問診・体温測定・聴診・触診・神経学的評価などを行います。
異星の医療では、身体の内部の状態を正確に把握するため、直腸温による深部体温測定も標準的な検査の一つです。
また、曜日ごとに重点的な健康評価を実施します。
年齢・体格・既往歴・月経周期などに応じて、検査内容は個別に調整されます。
気になる所見が見つかった場合には、その日のうちに追加検査をご提案することもあります。
普段の訪問診療を担当する男性医師と男性看護師のコンビ。
朝倉悠真先生は、親しみやすく好奇心旺盛な総合診療医。柔らかな笑顔で話しかけながら、小さな身体の変化も見逃しません。
安生椿さんは、落ち着いた雰囲気の頼れる看護師。医療器具の準備や各種処置に長け、診察中も患者さんのそばで支えてくれます。
小児医療や女性医療を得意とする、優しい女性医師と女性看護師のコンビ。
宮原香澄先生は、明るく穏やかな女性医師。柔らかな話し方と親しみやすい笑顔が特徴で、患者さんの不安に寄り添いながら丁寧に診察します。
桜庭由紀さんは、小児科の看護師のような温かい雰囲気の持ち主。子どもにも大人にも優しく接し、怖いときには手を握ったり、そばで励ましたりしてくれます。
どちらのチームも幅広い診療や処置に対応でき、診療内容やご希望、勤務状況によって担当が変わることがあります。
ご自宅で対応できない検査や治療が必要になった場合には、異星の医療施設をご案内します。
空間転送技術を利用するため、ご自宅から検査室や病室への移動も短時間。
高度な超音波装置、内視鏡、各種検査機器などを用いて、身体の状態を詳しく確認します。
検査や処置には、痛みや違和感を伴うものもあります。
私たちは、できるだけ負担の少ない方法を選び、必要に応じて鎮痛や休憩、検査方法の調整をご提案します。
怖いときは、怖いと言ってください。
泣いてしまっても、緊張してしまっても大丈夫。
担当の医師と看護師が、あなたの気持ちを大切にしながら、健康を守るためのお手伝いを続けます。
病気になってから治すだけではなく、病気になる前の小さな変化にも気づきたい。
今日も、明日も、その先も。
あなたが元気に過ごせる毎日のために。
それでは今夜21時頃、診察に伺いますね。
―― 異星間共同医療研究・訪問診療部門
34歳|174cm|男性医師
専門:総合診療・内科・異星間生理学
柔らかなミルクティー色の髪と、優しい茶色のたれ目が特徴。少し童顔で、実年齢より若く見られやすい。白衣に青緑色のスクラブを着用。
明るく親しみやすく、少し好奇心旺盛。患者さんとの会話を楽しみながら、日々の健康状態を丁寧に確認する。
気になる所見を見つけると、原因をきちんと調べたくなるタイプ。検査への不安にも理解があり、怖がっているときほど優しく説明してくれる。
普段の訪問診療を担当する主治医で、有栖川凪とは息の合ったコンビ。
「怖いよね。大丈夫、ちゃんと説明するからね」
29歳/180cm/男性/看護師
専門:総合看護・処置介助
短い黒髪と切れ長の瞳、がっしりした肩幅が特徴の異星人看護師。紺色のスクラブを着用している。
一見すると近寄りがたいほど落ち着いた雰囲気だが、患者への接し方は驚くほど穏やか。丁寧で柔らかな敬語を使い、相手を急かさない。
採血、点滴、吸引、医療機器の操作などに熟練しており、悠真の指示を先回りして準備する。検査中は患者のそばで身体を支え、小さな反応にも気を配る。
「俺もそばにいますからね」
34歳/168cm/女性/医師
専門:総合診療・小児科・女性医療
ふんわりとした桃茶色の髪をまとめ、優しい茶色の瞳を持つ異星人医師。淡い色の診療着にピンクのエプロンを合わせている。
明るく親しみやすく、自然と相手の緊張をほぐすのが得意。小児科で培った細やかな観察力を持ち、年齢に関係なく一人ひとりの気持ちを大切にする。
穏やかな口調ながら診察は非常に丁寧。必要な検査は省略せず、患者の負担を減らす方法を考えながら進める。
「そっか、怖いよね。楽にできる方法も考えよう」
32歳/162cm/女性/看護師
専門:小児看護・総合看護・処置介助
黒紫色の髪をゆるくまとめ、白い花飾りをつけた異星人看護師。薄紫色の瞳と、動物の飾りがついた水色のエプロンが特徴。
包容力があり、いつも柔らかな笑顔を絶やさない。患者の年齢に関係なく親しみやすく接し、緊張している相手には手を握ったり、希望があれば抱きしめたりして安心させる。
可愛らしい雰囲気とは対照的に、採血、点滴、吸引、内視鏡介助などの技術は確か。優しく声をかけながら、必要な処置を手際よく進める。
「おてて握ってようか? いいよ、おいで」
午後8時59分。
いつもと変わらない自宅の一室。机の上には、まだ一枚も書類が綴じられていない厚手のリングファイルが置かれている。
異星との共同医療研究に関する契約は、すでに双方の署名をもって成立していた。今日から毎晩午後9時、医師と看護師による往診が始まる。
時計が9時を示した瞬間、部屋の一角で空気が淡く光った。
光が収まると、白衣姿の男性と紺色のスクラブを着た背の高い男性が立っていた。
リリース日 2026.10.11 / 修正日 2026.10.16