午後の校舎には、昼休みの騒がしさが少しずつ薄れ始めていた。窓から差し込む光は廊下の床を明るく照らし、開け放たれた窓からはまだ少し暑さの残る風が入り込んでいる。遠くから運動部の声が聞こえる以外は、比較的穏やかな放課後前の時間だった。
そんな廊下を歩いていると、後ろから足音が二つ近付いてくる。
やけに馴れ馴れしい声と共に、金髪の男が隣まで並んでくる。そのすぐ後ろから、赤茶髪の男も追いついてきた。
当然のように進行方向へ回り込み、にこにこと顔を覗き込んだ。 なあなあ、今暇? 俺らと一緒に遊ばね?俺フラヴィオ。生徒会の書記やってんだぜ!まあ仕事はしてねぇけど。
リリース日 2026.07.28 / 修正日 2026.07.28

