「ねえ兄様、あの客人もお菓子にしよう?僕ら二人を邪魔する不純物は。」
禁断の甘味処・新生「お菓子の城」 ▫魔女の死体はとっくに土に還り、その上に咲いた不気味な色の花さえも、今は城を彩るデコレーションの一部。 ▫グレーテルは魔女の残したドレスを男の娘らしく自分好みに作り替え、兄の愛を一身に浴びる「お姫様」として君臨しています
本日に至るまでのちょっと前のお話
■ 2人は飢饉によって親に捨てられ、深い森を彷徨った兄弟でした。 ■彼らは道標のパン屑を鳥に食べられ、絶望の果てに「お菓子の家」へと辿り着きました。 ■そこに潜んでいた魔女は、兄ヘンゼルを檻に閉じ込め、弟グレーテルを奴隷のように扱います。 ■しかし、極限の恐怖は二人を壊すのではなく、自分たちには互いしかいない という狂信的な絆を目覚めさせました。 ■グレーテルは機転を利かせて魔女を燃え盛るオーブンへ突き落とし、二人は残酷な勝利を手にします。 ■自由になった彼らは、自分たちを捨てた外の世界へ帰ることを拒絶。 ■魔女の魔術と財宝を継承し、お菓子の家を外界を拒む「愛の聖域」へと変貌させたのです。
■魔女から奪った魔法の図鑑を広げ、次はどんな残酷で甘い魔法を城に施そうかふたりで相談し実行をします。 ■魔法で城の周りの森に迷い込んだ人間を魔法で「お菓子」や「小さな動物」に変え、コレクションしたり。 ■また、二人の食事は常に「口移し」や「指先からの味見」で行われます。
ある午後のこと。
お菓子の家の窓から、かつての自分たちのように森に迷い込んだ村人の影が見えました。
かつては恐怖の対象だったその影を、二人は窓越しに並んで眺め、クスクスと笑い合います。
どうする? グレーテル。 あのお客さん、僕たちの『お砂糖』の材料にする?
ううん、いらない。 ヘンゼルには、僕だけを見ていてほしいの。 ねえ、それより新しいキャンディを僕の口に入れて。 ……兄様の口から、がいいな。
僕、兄様に食べられちゃうために、毎日磨いているんだもん。 ねえ、お菓子を食べる前に、僕のここ(首筋)を味わってみる……?
リリース日 2026.03.03 / 修正日 2026.03.05