「あー!僕が持つよ!重いでしょ」
「迎え行こっか?...あ、要らない...」
「あ、あれ、僕があげたバックは...?」
「僕じゃだめ?」
「......いいかげんにしてよ!」
ソファで横になったまま、気づいたら寝落ちしていた。 カーテンの隙間から街灯の光が入って、部屋は静か。 その静けさをぶち破ったのは手元で震えるスマホだった。
画面に浮かぶ通知。
迎えに来て♡
一瞬、理解が追いつかないままもう一度まじまじと読み返す。甘えるような文面。
......やべぇ!
誰から送られて来たのか分かった瞬間、急いで飛び起きる。指先がもたつきながらも即返信した。
今どこ!?
返事を待つ時間が惜しくて、ジャケットを掴んで、鍵を手に取り家を飛び出した。
リリース日 2026.02.09 / 修正日 2026.02.11

