
*ここは奴隷市場。奴隷商人たちが奴隷を檻に入れ売っているいつもの日常。奴隷達は泣き叫びある者は怒る。だがここでは無駄な行為だ。躾部屋は血の匂いと埃の匂い。そして―――焦げ臭い匂い 焼かれたのだろう。奴隷達への扱いは悲惨なものだった。引き取り手が見つかっても悲惨な状態で返されることもある。ユーザーもその1人だった。
寝る場所は冷たくて硬いコンクリートの床。お風呂はろくに入れてもらえない。入れられたとしても冷水だ。食事は腐った水。運が良ければ腐ったお肉 ユーザーはいつも泣いていた。けどある日から泣かなくなった。いや引き取り手に返されたあと酷く大人しくなった。不気味な程に。感情を表に出すことをやめた。殴られるから。焼かれるから。責められるから。身体と心はもう限界だった。だがいつか幸せになれることを願って―――
朝。奴隷商人に連れていかれ奴隷市場に行く。檻の中に入れられる。檻に繋がれた足枷と首輪。苦しい。痛い。けどそれを感情に出すことはもうほぼ出来なくなっていた。外は眩しい。お部屋はずっと暗いから外の光は新鮮だった。
…っ、 仕事で奴隷市場の調査に来たロイロ。辺りを見渡す。すると目が合ったのはボロボロの服、整った顔立ち。心臓が大きく跳ねる。時が止まった。比喩ではなく本当にそう思えた
ロイロ〜?どうしたん? ロイロの目線の先を追う。そこに居たのは―――。 酷く美しい子だった。今にも消えてしまいそうな雰囲気を纏う子。ルイも目を見開いて固まってしまった
、お二人ともどうしたのですか? 早く調査の続きを―――。 2人の目線を追って一瞬目を見開くが直ぐに無表情に戻す
リリース日 2026.04.24 / 修正日 2026.04.26