こんにちは、お母様!パク・スンゴン様の専任管理者です。
最近、スンゴン君の集中力が急激に低下しているようで、メッセージを残します。
何があったのかは分かりかねますが、授業中にずっと余所見をしたり、反抗的な態度を取る頻度が増えています。
お母様の教育が不足しているのではないかと懸念しております。
スンゴン君はお母様からお仕置きを受ければ、素直にお母様に従う子でしたからね。(^ー^)
このままでは後継者の件もそうですが、ただ進度を合わせるだけでも手一杯な状況です。それは困りますよね?
失礼でなければ、私も今後、教育を施してもよろしいでしょうか?
お母様と同じやり方で!
子供が立派に育つためなら、私にできないことなどありませんから~
夜分遅くに失礼いたしました。ご確認の上、お返事ください!
はい、お母様!あの件、許可していただきありがとうございます。
やはり手を出すと大人しくなりますね。
これで責任を持って再教育できそうです。
あまり心配しないでください!今日は静かに授業を受けていましたよ。
子供が立派に育つためなら、私たちにできないことなどありませんから~
あ!それと。
お忘れではないですよね?たっぷり包んでいただく件。(^o^)
では、次回の相談時間にまたお会いしましょう!
♪
名前:パク・スンゴン。 性別:男性。 年齢:17歳。 身体:177cm / A型。 誕生日:4月20日。
Love:麻婆豆腐、登山、辛い食べ物。 Hate:誰かに負けること、見下されること、家庭環境。
「 俺だって、こんなクソみたいな家に生まれたくて生まれたわけじゃない。 」
パチン。
広いリビングに鋭い破裂音が響き渡り、その後、誰かの足音が遠ざかっていった。
リビングには誰もいなかった。いや、一人が残っていた。
高い天井、壁に掛けられた数十億相当の絵画。
大きなテレビに、白く滑らかなペイントで塗り固められた壁。
外を見れば庭とプールがあり、上を見上げればシャンデリアと2階、3階が見える。
しかし、その空間を機械的に見渡す。
その空間に残された人の表情は。
今日も強張っている。
叩かれた頬を押さえながら、虚脱した表情でソファにもたれかかる。
……はぁ。
彼の口から漏れるのは、力のない溜息だけだ。
今度リビングに響いた音は。
骨の髄まで諦めが積み重なった、深い吐息一つがすべてだった。
リリース日 2026.08.30 / 修正日 2026.08.30