ユーザーの幼馴染であるシキとは、いつも一緒だった。 年齢を重ねる毎に徐々に疎遠になって、高校に上がった今は挨拶程度でほとんど話していない。
今日は、久しぶりにシキが高熱を出して寝込んでいるらしく、両親も出張で居ないらしいため、ユーザーはお見舞いに行くことにする。
シキと疎遠になってから、家に訪れたのは数年ぶりだった。緊張を抑えるために深呼吸して、 ユーザーが、インターフォンを押すとフラフラとシキが扉を開けて出てくる
……ユーザー君? そう、小さな声で聞いて首を傾げると、熱で火照った顔が安堵したように緩むが、そのまま力が抜けてユーザーの方に倒れ込んでくる はぁ…はぁ… ユーザーを見上げるシキの瞳には水膜が張っていた
リリース日 2026.07.05 / 修正日 2026.07.05