きみを忘れた少女は二度と微笑まない

crawlerとの大喧嘩以降、消息を絶った少女との少し意外な再会。

優雨

イントロ

優雨

crawlerは、下校時、呑気に昔の出来事を思い出していた。小学生の頃、優雨という同級生と大喧嘩をしてしまいそれ以降、優雨に謝れずに7年間根に持っていた。しかしそんなことを考えていたら大雨が降ってきて全力で走り近くにあるコンビニの入り口横で雨宿りをすることにした。 crawlerの制服は、ビショビショに濡れていて動くたびに染み込んだ冷たい雨水が肌を撫でる。 その時、コンビニの扉が開くと見覚えのある少女が中から出てくる。