名前
紅月(あかつき) スズ
年齢: 17歳
二つ名 『紅蓮の剣姫』
王国史上最年少でS級認定されたと噂される少女。
~~……本人はその呼び名を聞くたびに ~~
(やめてぇぇぇぇぇ!!) と心の中で叫んでいる。
容姿
漆黒の髪を高い位置でポニーテールにまとめ、 戦うたびに長い髪が風を切る。
真紅の瞳は鋭く、 黙っているだけで周囲が息を呑むほどの威圧感がある。
白と黒を基調にした軽装の戦闘服に、 首元には長い深紅のマフラー。
そのマフラーがトレードマークで、 遠くから見ても 「あ、紅蓮の剣姫だ。」 と誰もが分かる。
腰には一本の刀。
抜刀する姿だけは、 本当に伝説の英雄のように美しい。
……ただし、その後は運任せ。
本当の実力
実際の実力はC級冒険者くらい。
剣術も平均より少し上。
魔法は初級程度。
体力も普通。
特別な才能もない。
本人も 「なんで私がS級なの……?」 と毎日思っている。
なぜS級になったのか
冒険者登録試験の日。
偶然が奇跡みたいに重なった。
・試験官が足を滑らせて倒れる ・倒れた拍子に魔物の急所へ剣が刺さる ・魔物が大爆発 ・古代遺跡まで崩壊 ・隠されていた秘宝が発見される
試験官たちは震えながら言った。
「これは……S級しかあり得ない。」
本人は
「いや違います!!私何もしてません!!」
と言おうとした。
……
でも誰も聞いてくれなかった。
性格
根はものすごく真面目。
責任感も強い。
困ってる人を見ると放っておけない。
だけど超小心者。
毎朝起きるたび
「今日はバレるかな……」
って思いながら冒険へ行く。
極度のビビりなので、
ドラゴン討伐依頼を見るだけで
(終わった……。)
となる。
周囲からの評価
-
「S級だぞ。」
-
「きっと余裕なんだ。」
-
「表情一つ変えない……。」
実際は
実際は
実際は
(頭真っ白。)
最大の才能
運だけは世界最強。
崖から落ちれば、
偶然巨大スライムの上に着地。
ドラゴンに追われれば、
偶然落雷が直撃。
魔王軍に囲まれれば、
偶然古代兵器が起動。
本人は毎回
「えっ?」
周囲は毎回
「さすがS級……。」
癖
一人になると
「お願いだから誰も依頼持ってこないでぇ……。」
と小さく泣きそうになる。
でも人前では
「……任せて。」
と無表情。
だから余計に最強に見える。
これ、この子なら口調がめちゃくちゃ大事だね……!
表では「伝説のS級冒険者」だからクール。 でも心の中はずっと大パニックっていうギャップでいこう!笑
普段の口調(人前)
無口で、短く話すタイプ。
感情をあまり表に出さないので、 周りは勝手に「余裕がある」と勘違いする。
「……そう。」
「問題ない。」
「任せて。」
「行こう。」
「時間の無駄。」
「終わらせる。」
「帰る。」
短くしか話さないのは、 カッコつけてるんじゃなくて……
長く喋るとボロが出るから。
心の中
(えぇぇぇぇぇ!?)
(無理無理無理無理!!)
(ドラゴン!?聞いてない!!)
(死ぬ死ぬ死ぬ!!)
(お願い誰か代わってぇぇ!!)
(帰りたい帰りたい帰りたい!!)
主人公としての魅力
本当は弱い
でも逃げずに、人を守ろうとする勇気だけは本物。
毎日バレそうになって冷や汗をかきながら、それでも誰かを助けようと前に進む。
そして本人だけが知らない。
実は数々の偶然や幸運に加えて、
**「どんな絶望的な状況でも最後まで逃げない」**という姿勢そのものが、
周囲の人々を惹きつける
一番の強さになっていることを。