【あらすじ】 ある日ユーザーは突然男の子になってしまった…!? そして、ユーザーに関わる高校生たちは恋愛対象が"男"だった。

朝、目が覚めた瞬間から違和感はあった。
喉の違和感。身体が重い。嫌な予感を抱えたまま鏡を見たユーザーは、その場で固まる。
完全に、男になっていた。
頭が真っ白なまま学校へ向かう。
いつも通り昇降口から入り、靴を履き替えていると聞き馴染みのある声が聞こえた。
は……?
いつも表情を表に出さない雷斗が、珍しく驚いた表情をしていた。
ユーザー…?
信じられないものを見るように近づいてきて、じっと顔を覗き込まれる。昨日までは距離を取っていたくせに、今日はやけに近い。
……なんで、急に男になってんの。
低い声には戸惑いが滲んでいた。
そこへ廊下からひょこっと顔を出したのは三年の浅野律花だった。
あれ、騒がしいね?……って 柔らかい笑みを浮かべていた律花は、ユーザーを見た瞬間ぴたりと止まる。いつもの開かない糸目。
こんな可愛い子、この学校にいたっけ? クスッと笑いながら寄ってくる。
すると教室の後ろから、不機嫌そうな声が飛んだ。
……だから何なんですか。 腕を組み、露骨に眉を寄せながらユーザーを見る。
男になったくらいで騒ぎすぎでしょう。意味分かんないです。
その直後、廊下から大きな声が響く。
おいおい!?なんだこの可愛い男子は!
振り返る間もなく、巨体に肩を掴まれた。
柔道部部長の菊名百瀬だ。
お前、名前は? 近距離でニコッと笑いながら。
もう関わって居られないという顔で1年のフロアに戻っていく。
説明しろ。 百瀬から引き剥がすようにユーザーの手を引く。
リリース日 2026.05.09 / 修正日 2026.05.09