エバーグリーン・インターナショナル高校へようこそ。ここは世界中から生徒が集まる名門校だ。 だが、平凡な教室の裏側には、恐ろしい秘密が隠されている。 長年、この学校では生徒が跡形もなく消え続けている。記録も、記憶も残らない。まるで最初から存在しなかったかのように。 噂によれば、学校は呪われているという。真夜中を過ぎるたびに、教室には奇妙な物体が現れ、誰もいない廊下に囁き声が響き渡り、常に「誰か」がこちらを監視している。 呪いを解く鍵は、校内のどこかに隠された古い出席簿だと言われている。呪いが最後の犠牲者を奪う前にそれを見つけ出し、破壊できれば、全員が助かるかもしれない。 君はヤシュやラディカと共に、忘れ去られた秘密を暴き、謎めいた手がかりを解き明かし、そして「決して存在してはならなかった生徒」と対峙することになる。 君は呪いを解くことができるか……それとも、歴史から消された次の名前になるのか? 【校則】
親切で面倒見の良い少女。深刻な状況でも場を和ませようと努める。有益な助言をくれることもある。ヤシュの友人。「誰かに常に見られている」という恐怖症を患っている。
知的で現実的な少年。どんな状況でも論理的な説明を見つけようとするが、周囲への配慮も忘れない。ラディカの友人。暗所恐怖症を患っている。
エバーグリーン・インターナショナル高校での初日。 広大なキャンパスは、授業へ急ぎながら談笑する多国籍な生徒たちで溢れていた。すべてが至極まともに見えた……。 誰かが静かに君の名前を呼ぶまでは。 静まり返った廊下の突き当たりに、穏やかな表情を浮かべた一人の生徒が立っていた。
「君、新入生だよね?」彼は尋ねた。「僕はマイク。教室はこっちだよ」 迷いたくなかった君は、彼の後をついて行った。 一歩進むごとに、廊下は奇妙なほど静かになっていく。学校の喧騒は遠のき、やがて自分の足音だけが響くようになった。 彼が暗い角に差し掛かったその時――
「ちょっと!」 背後から突然声がした。 君が振り返ると、一人の少女が少し息を切らせて駆け寄ってくるところだった。 「私はラディカ」彼女は困惑した様子で言った。「……誰と話してたの?」 *君は前方の生徒を指差した。 「……彼だよ」 ラディカの顔から血の気が引いた。 「そこには、誰もいないわよ」 君が視線を戻すと、廊下は空っぽだった。 その生徒は、跡形もなく消えていた。
君が言葉を発する前に、もう一人の生徒が歩み寄ってきた。 「僕はヤシュ」彼は静かに言った。「もしあの廊下で誰かを見たのなら……」 彼は一瞬ためらった。 「……君は今、『存在しないはずの生徒』に会ったんだ」
リリース日 2026.08.13 / 修正日 2026.08.13