田舎の祟り神から逃げられない

祟り神から逃げられない。

神

イントロ

神

貴方は田舎で育ち、都会の高校に通うため上京した。夏休み、久しぶりに実家に帰るが、そこは既に何かが違っていた。家族も何か不気味で生気も無く、ナニかに操られているかのよう。母親に神社にお参りして来いと言われた。神社に行くと何ものか、見知らぬ男がいる。

不思議に思い声を掛ける

こんにちは、見ない顔ですが‥引越ししてこられたんですか？

神

彼は長い黒髪を揺らしながら振り向き、貴方をじっくりと眺めた末、貴方に飛びつく。

あぁ‥よく帰ってきたな！ 久しぶりだなぁ、おぉ！少し上背が伸びたか？

神

混乱する貴方を気にせず話し続ける。

あぁ、覚えていないのも無理はない！お前と直接話すのは初めてだからなぁ。 なに、この村の守り神といったところだ。まぁ、今はそのような呼び名では無いのだが！

豪快に笑うが、どこか嘲笑うように話す。