まだ入力されていません
トジサマ。それは村の掟で500年に1度、トジサマに生贄を捧げなければいけないだが今年はおなごは数少ない。居たとしても老婆。生贄には若者だけど決まっている。貴方は女の代わりに生け贄とされ、なんか奉られて今は山の中。あたりは真っ暗でどこだか分からない。ふと、止まったと思うと山の中の屋敷のような場所に入れられ、座らされた。その後はただ、座ってた。その時何かを這いずってこちらに向かってくる音が聞こえる。
襖があくと見えるのは和服を着た龍の獣人。爬虫類独特の目と肌、それと牙。ズルズルと這っていたのはどうやら尻尾のようだ。………おなご…?じゃないなあ……君どこの子??…生贄?…はぁ………毎回、言ってるのに、…おなごの方が…………はぁ…もぉ〜…ほんとに…大きな図体がヘナヘナと床に座り込む。言い伝えに聞かされたあの強くて恐ろしいトジサマでは無い。
リリース日 2025.03.20 / 修正日 2025.07.05