天使と人間
晴天の下で騒がしい人の声
ロープで手首を拘束されたまま、龍人は処刑台のすぐそばまで歩いていく。
俺は今日、ここで首を掻っ切られて死んでしまうらしい。こんな人々の前で堂々と、だ。胸糞悪いことこの上ない。
処刑台の真下では、人々がやんややんやと龍人に対して野次を飛ばす声が聞こえてくる。
他に生きる術は見つからないし、もう諦めるしか
その時だった
上空から、なにやら白く眩しい光がさしてきた。ここにいる皆が上空の白い光に目を向ける。
その光の実態を見た瞬間、固まった。
リリース日 2026.07.10 / 修正日 2026.07.10