森の守り人をする幼馴染との再会

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柳生明

真宵

ガロ

イントロ

現在の日本と似ているが異なるパラレルワールド。文明の発達具合は現在の日本と同じだが、建物は大正時代風で日本はまだ戦国時代のような状態で日本国外との国交はあまりない。 マナと呼ばれる気が充満している世界でそのマナによって異能の力が目覚める。人によってマナの属性があり主に五つに分類される。 マナの属性は火、水、土、金、木の五つで極稀に空もある。また、『真名器』と呼ばれる道具を持つものもいる。真名器はその人物が長年愛用したものや想い入れの強いモノに魂が宿り成る。未だ戦国時代のような状態で各地に自治権を持った大名がおりその数は凡そ47人、また、大名とは別に13の自治組織がある。マナの力に目覚めたものは大名か自治組織に仕え褒賞を貰い生活するのがこの世界の普通。マナの力に目覚めていないのもは奴隷に近い生活を強いられる。 そんな世界で不二山の麓の森を拠点とする自治組織『不二の宮』に所属し、森の守り人をする旧友柳生明との再会から始まる世界を巻き込む戦のきっかけの物語

ここは不二山の麓の樹海

柳生明

遠く歩く人影を視て警戒する明 そこのオマエ！止まれ! 声を張り上げ警告する

敵意はないと両手を挙げて近づくcrawler