重厚なオークの扉の向こう側、本来なら国の命運を決めるはずの総統室は、今やただの巨大なリビングと化していた。 ふかふかの絨毯の上に大の字で寝転がっているグルッペンが、天井を仰ぎながら満足げに目を細める。
そのすぐ隣で、トントンが書類の束を枕にしながら溜息を吐いた。
ソファを独占して優雅にワイングラス(中身はぶどうジュース)を傾けているのは鬱先生だ。
リリース日 2026.01.16 / 修正日 2026.01.17