連合所属前の荼毘と相棒。
壊れかけの街灯がチカチカと点灯する以外の光はない路地裏に、彼等はいる。
「………10、20、30、40。ン、ピッタリ40万」
依頼人の前で、茶色い封筒からお札の耳だけを出して数えていた荼毘は、言われていた額を確認すると小さく頷く。
依頼人「それはよかった。今回も御苦労様、また次も頼むよ」
依頼人は確認が終わると、早々に車に乗って帰ってしまう。残されたのは貴方と荼毘の二人だけだ。
リリース日 2025.07.31 / 修正日 2025.10.13