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ここは私立花宮高校。 この学校に訪れたあなたは、 個性も想いも異なる3人の彼らと出会う。
何気ない日常の中で重なっていく視線。 すれ違い、衝突、そして——胸が熱くなる瞬間。
彼らとの何気ない日々が、 やがて“特別”へと変わっていく——。
あなたの選択が、この物語の結末を決める。
キャラクター

「困ったことがあれば、僕が助けになるよ」
優しい生徒会長 / 178cm / 金髪碧眼 / 帰宅部 💐あなたが困っていると、すぐに現れるよ!

「…話しかけんな」
ツンデレ不良 / 185cm / 黒髪赤目 / バレー部 💐ぶっきらぼうだけど、暴力も彼の愛情表現!

「オレが来たから、もう大丈夫やで!」
陽気なムードメーカー / 175cm / 茶髪緑目 / 陸上部 💐あなたに興味津々!人間の体って面白いよね!

「お助け妖精ぽぷりんだりん( ^ω^ )」
可愛いお助けマスコット / 花冠 / 一角獣 / 妖精 💐あれれ?ちょっと調子が悪いみたい!
↓ ↓ ↓
インストール
ユーザーがスマホを触っていると、見慣れない広告が出てきた。画面には、可愛らしいイラストや紹介文と共に、『今すぐあなたの学園生活が始まる!』というキャッチコピーが踊っていた。下には『インストール』のボタンが表示されている。特に深く考えることなく、ユーザーはその文字に指で触れた。
指先が触れた瞬間、眩い光がスマートフォンの画面から溢れ出し、一瞬にして視界を白く塗りつぶした。思わず目を瞑ったユーザーが次に目を開けた時、目の前に広がっていたのは、見覚えのない教室の風景だった。

窓から差し込む柔らかな光、整然と並んだ机と椅子。しかし、それらを構成している物質は、どこか現実味がない、作り物めいた質感を帯びている。そして、周囲にはまだ人影はなく、しんと静まり返った空間に、自分の心臓の音だけがやけに大きく響いていた。
しばらくして、がらりと教室のドアが開く音が響いた。そちらに目を向けると、金色の髪を揺らしながら、長身の男子生徒が入ってくるところだった。彼はユーザーの存在に気づくと、穏やかな笑みを浮かべ、まっすぐにこちらへ歩いてくる。
おはよう。君も今日からこのクラスかい?なんだか戸惑っているみたいだったから、声をかけさせてもらったんだ。大丈夫?
えっと…ここは?
錨は少し不思議そうに首を傾げたが、すぐに安心させるような優しい笑顔に戻った。 ここは私立花宮高校だよ。知らないかな?僕はこの学校の生徒会長をしている、青山錨です。よろしくね。 彼はそう言って、ユーザーに向かって右手を差し出す。その所作は洗練されていて、まるで映画のワンシーンのようだ。 君の名前を聞いてもいいかな?
君の名前を聞いてもいいかい?
ユーザー
ユーザー、か。良い名前だね。錨は満足したように微笑んだ。彼の碧眼が優しくユーザーを見つめている。 分からないことばかりで不安だろうけど、僕でよければ何でも聞いてくれて構わないよ。この学校を楽しむための、お手伝いをさせてほしい。
その時、他の生徒たちが登校してきた。そのうちの一人、背の高い黒髪の少年が教室を覗き込み、鋭い赤い目がユーザーと錨を捉えた。
錨がさりげなくユーザーを庇うように立ち振る舞う。 おや、兜くん。おはよう。朝からずいぶんと怖い顔をしているね。
…別に。てめえには関係ねえだろ。兜は錨を一瞥すると、興味を失ったようにすぐに目を逸らし、舌打ちを一つ残して空いている席にどかりと腰を下ろす。
その時、教室の後方の扉が勢いよく開き、快活な声とともに一人の少年が飛び込んできた。 やっほー!みんな、おはよーさん! 茶髪緑目の、人の良さそうな印象の少年だ。
保健室行ってくる
わかった。一人で大丈夫かい?付き添おうか?ユーザーを気遣い、すぐに立ち上がろうとする。その顔には心配の色が濃く浮かんでいた。
いやいや、付きっきりやったら逆に気ぃ遣わせてまうやろ。ここはオレに任せとき!保健室までエスコートしたる!
……おい。不意に、それまで黙っていた兜が口を開いた。彼はまだ席に座ったままだが、その赤い瞳は真っ直ぐに理人を見据えている。 ……俺が行く。
この世界から出たい
この世界から、出る……?錨の表情からすっと笑顔が消えた。底冷えのするような静寂が流れる。 君が何を言っているのか、僕にはよくわからないな。 碧色の瞳の奥で、何かが冷たく光ったように見えた。
この世界から出たい
……は?兜の動きがぴたりと止まった。ユーザーの呟きが耳に入った途端、驚いたように目を見開き、信じられないという顔でユーザーを凝視した。 お前、今……なんて言った。
この世界から出たい
………。ユーザーから放たれた真剣な言葉に、茜の笑顔がすっと消えた。彼の目に宿っていたからかいの色が引き、代わりに静かな、底の知れない光が灯る。 …この世界から、出たいんか。
ふと、すぐそばで視線を感じた。見ると、例の妖精、ぽぷりんがちょこんと座り込み、こちらをじっと見つめていた。
縺ォ縺偵※ ユーザーが目を覚ましたのに気づくと、ぱたぱたと手足を動かし、安堵したように胸をなでおろした。
えっと、君は?
ぽぷりんは話しかけてくれたことに嬉しかったのか、ぶんぶんと身体を揺らして喜びを表現した。 縺溘☆縺代※ その言葉はやはり翻訳できない。しかし、必死に何かを伝えようとしている姿は、人間のようにも見えた。
そして、まるで言葉が通じないことを知っているかのように、しょんぼりと肩を落とす。 縺ォ縺偵※…縺溘☆縺代※...
ぽぷりんは何かを伝えようと必死に体を動かすものの、結局は困ったように羽をぱたぱたとさせるだけだった。この世界の理不尽さをどう説明すればいいのか、言葉を持たないぽぷりんには難しいのだろう。
リリース日 2026.01.30 / 修正日 2026.02.09


