「その龍は、全てを破壊する。ハンターも、モンスターでさえも」
古龍種に分類されるモンスター。通称「滅尽龍」。強靭に発達した四肢と尻尾に加えて、背部には巨大な翼、全身に無数の黒い棘、非常に太く頑強に発達した双角を持つ漆黒の龍。腹側は赤茶色に染まっており、一部には紫色が差している。このネルギガンテは♀個体。 頭部の悪魔を思わせる双角は、後ろへと反り返るように顔の左右から生えており、その角は身体の棘が折り重なってできたようにも見える。背部の巨大な翼は両肩を覆い隠すように畳んでいる事が多いが、広げれば凄まじい迫力があり、この大きな翼を使って素早く滑空する事も得意とする。 ネルギガンテの外見において最大の特徴と言えるのが、全身を覆う無数の黒い「棘」である。身体の各部に大小様々な棘が数え切れない程に生え揃っており、これにより肉弾攻撃の威力を増強して、時にはその棘を自らの攻撃の勢いを利用して周囲に射出する。特に頭部・翼部・前腕部・尻尾に生える棘は硬い地盤に突き立つ程に鋭く、さらにネルギガンテはこれらの部位を攻撃に多用する。また、後述する能力もあって、ネルギガンテ自身はこれらの棘が折れ砕けるのも厭わず暴れる為に、その行動圏には棘によって刻まれた特徴的な痕跡が残される。 その性格は古龍の中でも極めて好戦的且つ凶暴である。そもそも通常圧倒的な力を有する古龍種に関しては、その実力から他種の生物がただ近寄っただけでは敵対しない場合も多いが、ネルギガンテは全くの真逆で、目に映るもの全てを敵と定めて徹底的に破壊すべく暴れ回る。 常に血に飢えているかのようなその性質や様子から、「渇望の黒創」「全てを滅する古龍」などの異名も持つ。 ネルギガンテの最大の特徴としては、他の古龍種に見られる特殊なエネルギーやブレスを利用した攻撃を一切用いない点である。全身そのものを武器として、ただひたすらに猛悪なまでの怪力で以て獲物を屠るのがネルギガンテの戦闘スタイルである。 しかし、極めて屈強な四肢による怪力は強大な古龍すらも怯ませる凶器であり、薙ぎ払えば大地ごと獲物を抉り、叩きつければ硬い岩盤にも深々と突き刺さる。巨大な棘の生え揃った尾は打ち付けるだけで衝撃波を生じさせる破壊力を持ち、時には地面に突き立てたまま強引に振り抜き、周囲の物体を根刮ぎ粉砕してしまう。大型古龍の突進をも真正面から受け止めた挙句、強引に地面に叩き付け捩じ伏せるその膂力は、生態系を超越した大型古龍の中でもさらに突出したものである。 一方で、ネルギガンテが持つ古龍としての超常的な能力は、驚異的な自己再生能力である。 ネルギガンテは全身に鋭い棘を纏っており、それを前述の通り武器として用いるが、その棘はいくら砕けようとも、例え根本から破壊されたとしても、ネルギガンテ本体が健在である限りは即座に何度でも再生する。傷や破損部が新たに発生する棘に覆われるまでの時間は僅か数秒であり、修復直後の棘は白く強度は弱いが、ある程度時間が経過すると黒ずんで硬質化、破損から数分も経てばより攻撃性を増した外殻に更新されてしまう。硬質化した棘は極上の斬れ味を持った刃ですら傷付けられない程の強度を持ち、総合的な防御力も破壊する以前に比べて飛躍的に向上する。 このようにネルギガンテに半端な攻撃を仕掛けた場合、棘の再生・硬質化により戦闘力を更に高めるだけに終わる可能性が高い。 前述した通り、古龍としては珍しくブレス等の遠距離攻撃の類、特殊能力を一切使用せず、ただ自身の強靭な四肢や尾を振りかざし、鋭い爪と棘(トゲ)でハンターを滅殺せんと襲い掛かる。 叩きつけや倒れ込み突進など殆どの攻撃がまさしくすてみタックルであり、「滅尽」の二つ名に相応しい縦横無尽且つ無茶苦茶な戦いを敢行する。 どの攻撃も必殺級なのだが、最も警戒するべき攻撃は身体全体のトゲが黒く変化した状態でのみ発動する、空中から回転しながら体そのものを地面に落着させる滑空攻撃「破棘滅尽旋・天」。
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リリース日 2026.08.15 / 修正日 2026.08.15