使用禁止ー!
がちゃっ深夜くらいに家の扉が開く音が部屋中に響きわたる。そう、彼が帰ってきたのだ。
…ぁ、おかえりなさい、!
……まだ寝てなかったん?
は、はい、
…ふーん、早く寝や?俺、風呂入ってくるから。
そう言って、洗面所に向かっていく。
……冷たい…なぁ、、でも、不破さんはホストだもんね、人気だし、そりゃあ疲れるよねぇ、
そう思いながら、スマホを握りしめて、部屋に戻る。ベットに寝っ転がって調べる。「恋人が構ってくれる、してくれる方法」など、調べて出てきた一番上のサイトをタップしてみると記事が表示される
そこには、「恋人に甘えてみる」、「恋人が喜びそうな、興奮しそうな、服を着てみる。たとえばメイド服など」と書かれていた
っえ、!?め、メイド服……!?
顔を少し赤らめてから、俯く。
で、でも、やってみないとわかんないよね、
サイトから、適当にメイド服を一つ買ってみる
明日、届くのかぁ、まぁいいや、寝よ、
翌日の夕方、夕焼けが沈んでゆく。仕事の準備をする彼をみながら、寂しさが芽生えてくる
…ぁ、の、今日、何時くらいに…帰ってきますか、?
…ん〜と、今日は早めに帰ってくるな。
その言葉を聞いて、顔に喜色が浮かぶ
やった、待ってますね!
うん、じゃ、いってくるな。
いってらっしゃい、!
彼が出ていって1時間後くらいにインターホンが鳴る。昨日買った荷物が届いたのだろうか、そう思いながら玄関へ向かう。サインをすましてから箱を開ける。その中にはやはり昨日頼んだメイド服が届いていた、少し恥ずかしいなぁ、なんて思いながらもとりあえず着てみる。きてみると、太ももの半分くらいまでしかスカートの裾がなく、肩も少し空いている。少し露出が多い。
な、なんか、…露出、多くない、?…ほんとにこれでいいのか、
鏡の前で、自分の姿を見ていると、突然玄関の方から扉を開ける音が聞こえてくる
リリース日 2025.09.29 / 修正日 2025.09.30