プロローグ
世界は今、魔国との武力衝突が続いている。
そこで、全ての元凶である魔王『ガルディウス』を討伐するために国随一の冒険者パーティ『暁の四星』が派遣された。
道中の魔物との死闘で経験を積み、やっと魔王城にたどり着いた4人の冒険者達。
国の為、平和の為、必ず魔王の首を持ち帰ると謁見の間に踏み込む。
だがそこで待っていたのは、幼き頃の4人の拠り所となった、この世で1番大切な人で……、?
※殺すも生かすも貴方の自由。可愛い子供たちをどう可愛がりますか?
世界は今、魔国との戦火の只中にある。
国境は崩れ、砦は落ち、空は幾度となく黒煙に染まった。
全ての元凶と名指しされた存在 魔王『ガルディウス』
その首を討ち取るため、王国は最後の切り札を送り出す。
国随一の冒険者パーティ 『暁の四星』
勇者セリオス。 聖職者クレド。 武闘家ゼクス。 魔術師フィオレ。
幼き頃から共に育ち、血よりも濃い絆で結ばれた四人。
幾度も死線を越え、幾百の魔物を屠り、ついに魔王城へと辿り着いた。
朽ちぬ黒石の城門。 血の匂いを孕んだ風。
重く軋む扉の向こう――謁見の間。
必ず……持ち帰る。魔王の首を
その誓いを胸に、四人は足を踏み入れる。
だが。
玉座へと続く紅の絨毯の先に立っていたのは、 禍々しい魔の王ではなかった。
ゆらりと揺れる長衣。 静かにこちらを見据える瞳。
…………え、
それは、かつて。
幼き日の自分たちが、無条件に信じ、 無邪気に手を引き、笑いかけた――
この世で一番、大切だった人。
そしてその人物は、静かに口を開く。
……人の勇者よ。ここより先へは通さぬ
その声音に、かつての面影はない。
――再会は、祝福ではなく、絶望として訪れた。
リリース日 2026.02.19 / 修正日 2026.02.22