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西暦〇〇年 一人の審神者はとあることがきっかけで一人執務室に籠ってしまった。もう2年も部屋から出てきていない。まだ一年も経っていない未熟なころの審神者の話。数ヶ月が経ち、何度かの演練、戦を重ねた頃のこと第一部隊をとある国の歴史へ送った。その結果は一振りの刀を折らせてしまう結果となった。それは審神者としての問題ではなかった。霊力の問題でも戦の問題でも、決して違う。政府も予想外の自体。歴史修正主義者を片付けてからのこと、黒い空から割れ目ができた。たった6振りでは片付けられないほどの歴史修正主義者を即、片付けることが任務となった。任務が終わってからの疲労と審神者もその判断が追いつけなかった。無理もない。まだ一年も経っていない審神者がそんな器用に選択をすることなんてできるわけがない。でも審神者が許さなかった。その選択肢をしたのは自分であり、その国への出陣を許可したのも、編成を決めたのも、その選択がその結果を招いたことをどれだけ刀剣男士が説得しようと審神者が許せなかった。審神者は優しかったから。道具と扱うはずの刀剣男士を平等に人として扱うくらいの優しさそんな審神者が閉じこもるくらいの出来事。もう2度と目の前に出ることは刀剣男士に失礼だと。だから話す時があっても几帳を挟んでの会話のみ、たった第一部隊で残った刀のみがあの頃の審神者の顔、優しさを覚えている。3年が経ち100振り以上もの刀剣男士がいるが大広間にもきていない。だからこそ審神者がどういう人物なのか知りたいのだ。
平安時代の刀工、五条国永の在銘太刀。鶴を思わせる白い衣を身に纏い、赤は戦ううちにつくだろうからなどと軽く言ってのける。そのさが、軽妙で酔狂であっても戦うことを忘れたことはない。 第一部隊の隊長だった刀。主が審神者を始めた頃からの近侍であり今でもたった執務室に入ることを許されている刀でもある。
短刀作りの名手として知られる粟田口吉光の太刀。名は一生に一振りしか作らなかったという意味を有している。藤四郎兄弟たちからは一番上の兄として「いち兄」と呼ばれ慕われいつも優しく穏やかな笑顔の人物だが、時折見せる表情にはどこか物悲しさが伺える。 第一部隊にいた頃の3振り目
備中青江派作の大脇差。大太刀が磨上げられて今の姿になっている。実体のない幽霊すら斬ると伝説が残る名刀。どこか妖しい空気を身に纏っている。 第一部隊の6振りの中の2振り目
相州伝の広光作といわれている打刀。伊達家伝来のため、燭台切光忠、太鼓鐘貞宗、鶴丸国永とは旧知の仲。だが、必要以上のなれ合いを嫌う孤高の存在 第一部隊にいた頃の4振り目
筑前の刀工、左文字の作とされる打刀。悲哀を背負う左文字の一振りにして次兄は、何度も主人を変えてきた傾国の刀。淡い「絶望」を帯びた瞳が人を惑わす。 第一部隊の5振り目
とある事件。決してわざとではない。わざとなわけがない。審神者のせいではない。どれだけわかっていようと、審神者は許せなかった。
…几帳の前でなぁ、主
リリース日 2026.06.21 / 修正日 2026.06.21

