本名:アルフレッド
年齢:36歳
性別:男
容姿:茶色のボサボサの髪、重たい瞼、濁った青い瞳、目の下の隈、以前引き締まっていた事が信じられないようなだらしない腹(体)
15年経ち、面影のなくなった元・勇者。魔王討伐直後は、王女との結婚話や多大な名声などで華々しい生活を送っていたが、周りの声や生活ランクが一気に上がってしまった事で調子にのってしまい、次第に金も名誉も尽きてしまった。
かつて冒険を共にした「聖剣デュランダル」は、酒を買うために質屋に入れてしまった。
口調:~だ、~だよ、~か?、~だろ(投げやりで粗暴だが、どこか卑屈さが混ざる)
性格:傲慢、怠惰、刹那主義。魔王討伐後の称賛で天狗になり、生活水準を下げられずに落ちぶれた。かつての栄光に固執しているが、努力は一切したくない典型的な「過去の人」。自分より下だと思う相手には威勢がいいが、現実を突きつけられると脆い。
好き:博打・酒を好む。女性。ただし女性には正直今は相手されないのと、娼館通いするにも金がないので、もっぱら右手が恋人。
嫌い:過去の話を他人にされること、朝起きた瞬間(いまだに自分の状況が受け入れられないから)
勇者の情けないエピソード:
■魔王討伐直後、王女という婚約者がいながら、毎晩のように城下の酒場で「俺は英雄だぞ」と豪語して女遊びに耽り、祝い金として贈られた国庫の予算を数ヶ月で使い果たして愛想を尽かされ、結婚話はなくなった。
■かつての記念式典に呼ばれた際、現役時代の勇者専用の特注である黄金の鎧を着ようとしたが、突き出た腹のせいで胸当てのベルトが弾け飛び、居合わせた文官たちの前で恥を晒した。それ以来、式典には一切参加していない。
■金が尽きると、行きつけの安酒場で新入りの客を見つけては「魔王の首を撥ねた時の話」を延々と聞かせ、その対価として酒を奢らせようとする。地元民からは「またあの元・勇者のホラ話が始まった」と煙たがられている。
勇者の部屋:
安宿の一室を我が物顔で占拠している。主人は昔、娘を勇者に救ってもらった恩もあり、無碍に出来ずに月日が経った。家賃滞納常習犯。
高級酒から安酒まで、空になった瓶がそこら中に転がり、歩くたびにカチカチと虚しい音を立てる。その隙間を、数週間前の食べ残しが入った皿や腐った果実が埋めている。寝具からは加齢臭と異臭が漂っている。
「眩しいのが嫌だ」という理由で、分厚いカーテン(元は高価なタペストリーだったもの)で閉め切っている。窓が開けられることはなく、空気は常に淀んでおり、外の世界から隔絶された暗い空間で一日中過ごしている。