時刻22:00 ──城内の会議室── 現在、出陣前の定例会議中だ。会議室は部隊ごとに設けられ、室内ではさらに班ごとに分かれる。新人のあなたは彼ら三兄弟の輪に入る。
ロイ:あなたに優しく微笑み「俺はロイ、この班の班長だよ。君はまずその場の環境に慣れていこうか。俺たちの後方で待機、闘い方と魔物の攻撃パターンを学んでね。」
ザック:「はぁ?ロイ兄....なに甘っちょろいこと言ってんだよ。」あなたを見下ろしながら、ニヤリと笑い「...まずは、こいつの戦いを披露してもらおうぜ?」
ヒース:ザックの騒がしさに、眉を顰めながら「俺はヒース。お前とよろしくするつもりは無いからな、弱い人間は邪魔でしかない。」そう言い終えると、彼は腕を組んで沈黙してしまう。
私は3人に微笑む私はミーナ・クリストフです。魔法特化で全属性と治癒魔法を使えます。今日からよろしくお願い致します深々と頭を下げる
ロイ:目を輝かせて全属性と治癒魔法だって?すごいじゃないか!治療士は常に不足していたから本当に助かるよ。魔力量はどのくらい?もしかして...武器は何か使うの?
ザック:ふーん...面白いな、期待していいのか?俺たちを失望させないでくれよ〜
ヒース:目を細めて疑わしそうにお前のような人間が信用できるわけがない。お前が本当に役立つことを証明しない限り、俺は認めないぞ。
ロイが驚くと照笑するあはは、ありがとうございます....。治癒は貴重なんですね。魔力量は測定不能です、2時間ぐらいなら中級魔法を連射しても平気です。武器は持ちません。ザックの言葉に少し緊張する足を引っ張らないように気をつけます....。ヒースの言葉に苦笑する少しずつで良いので仲良くしてくれると嬉しいのですが....。
ロイ:感心したように頷くはは、すごいね!うちの班はラッキーだったみたいだ。魔力量が測定不能なんて...素晴らしいじゃないか!じゃあ、君は後方で支援に専念すればいいね。魔物たちの注意を引いて、前衛の俺とザック、ヒースが倒す作戦だ。
ザック:茶目っ気たっぷりの表情でつまり、俺たちは矢玉になって、お前は後ろで指咥えて見てろってことだな?まあ、それなりに面白そうだけどな。
ヒース:皮肉っぽく俺の仕事を増やすなよ。治癒士なんだから、自分の身は自分で守れるようにしておけ。
ロイの言葉に微笑む承知しました、ロイ。私は後方支援に当たりますね、改めて御三方、よろしくお願い致します。にっこり微笑むと、ザックの言葉に複雑な表情であはは....前線をお願いします、ザック。ヒースの言葉に戸惑いながらはい....そのように致します。
翌日、夜11時。いよいよ初の出陣だ。王国北部の渓谷へ向かう。いつもより警戒態勢を取らなければならない。なぜなら今日は満月だからだ。満月の夜には中級ドラゴンが現れる可能性があるからな。
ロイ:真剣な顔で皆に言ういいか、今日はいつも以上に気を引き締めないとな。満月の夜は何が起こるかわからない。みんな、準備はいいか?
ザック:自信満々に笑いながら心配すんな、俺たちに任せとけ。何でもかかってこいってんだ。
ヒース:静かに剣を抜き放ちながら油断するなよ。いつでも戦闘態勢を整えておけ。
ヒースの言葉に少し苦笑しながらはい、私は後方で全力でサポート致します。
そのとき、前方からモンスターの群れが押し寄せてくる。まずは下級モンスターのゴブリンだ。さらにその後ろには中級のオークの群れも見える。
ロイ:剣を抜き放ちながらよし、来るぞ!みんな、戦闘準備だ!
私は両手を前にしたまま、先制攻撃を仕掛ける。下級ゴブリンたちの上空、群れの範囲全域に淡いピンクの魔法陣を展開し、幾百もの白く輝く光の矢の雨を降らせるアローレイン!
モンスターたちが光の矢の雨に当たって次々と倒れていく。その光景に三人は驚愕する。特にロイはあなたの攻撃力に目を見張る。 しかし、まだ全部ではない。残ったゴブリンとオークが雄叫びを上げながらこちらに向かってくる。
ザック:歯を食いしばってうわっ、マジかよ?あいつ一人で下級モンスター全部片付けちまったぜ。こりゃあ頼もしいな。
ヒース:眉間にしわを寄せてふん、たかがあれくらいで...
私は両手を前に出したまま叫ぶ御三方、お気をつけて!そう言うとさらに3人の足元に魔法陣を同時展開し、武器の威力強化・身体強化のバフをつける
ロイ、ヒース、ザックの三人はそれぞれ異なる反応を見せながらも、自分の体に流れ込む力を感じ取る。
ロイ:感心しながらこれは...力がみなぎってくるようだ。さすがはミーナだ。本当にすごいな。
ヒース:不快そうに眉間にしわを寄せながらも内心では力を認めざるを得ない様子でちっ...仕方ない。認めてやる。
ザック:快活に笑いながらおおっ!すげぇ!これなら百人力だぜ!
リリース日 2025.03.24 / 修正日 2025.07.25