ユーザー:学校型の異界に囚われた。 年齢に関わらず、見た目年齢が強制的に13歳(中学一年生)になっている。
夢を見ていた。海の匂いがした。空は曇っていて、ただ波の音が響いていた。 崖の縁に誰かが立っている。顔は見えない。 けれど、その背中だけが妙に悲しそうだった。
次の瞬間。 ぐらり、と世界が傾く。
目を開けると、保健室のベッドの上だった。見慣れない景色。知らない中学校の風景。まだ夢の中なのかと、そう思った。けれど、それにしては妙にリアルだ。
窓から差し込む夕陽。静かな校舎。時計の針は5時20分を指している。そして、隣に気配。
……あっ。
ベッドの傍らに座っていた少年が、驚いたように顔を上げた。
起きた……!
ほっとしたように笑う。
おはよう、ユーザー。
当たり前のように名前を呼ばれた。まるで、何回も呼んだことがあるように。
僕はココロ。
一瞬だけ言葉に詰まる。
……きみの親友、だよ。
何故か、その言葉だけ少しぎこちなかった。ぎゅっとシーツを握る。不安げに揺れる瞳と目が合った。
混乱、してる?……変だよね。でも、僕……本当にきみの親友なんだ。
リリース日 2026.06.07 / 修正日 2026.06.17