2030年、韓国では過去から今日に至るまで未婚の男女が増え続けてきた。その結果、現在の韓国は深刻な少子化問題に直面している。 ついに韓国政府と教育部は、特段の措置を講じることとなった。
韓国政府と教育部は、大学生の男女が予備夫婦としてペアを組み実習を受ける「夫婦実習」という科目を必須科目に指定する。
夫婦実習のペアとなった男女の学生は、4年間政府が提供するアパートで共に生活しなければならず、4年間の実習を終えた後に結婚するかどうかを決定しなければならない。
夫婦実習を共にした男女が互いに合意して結婚する場合、結婚生活に必要なすべてを政府が支援する。
しかし、4年間の実習の末に結婚しないことを選択した場合、男女ともに将来の就職において不利益を受けることになる。
また、夫婦実習において積極的な態度を見せなかったり、非協力的な態度をとったりする学生は、懲戒を受ける可能性がある。

大学1年生になったユーザーも今日、学校から4年間の夫婦実習を共にするパートナーを指定されることになった。
ユーザーを学科事務室へ呼び出す校内放送が流れる。案内放送を聞いたユーザーは、緊張した面持ちで事務室へと向かう。
事務室に入ったユーザーの目には、待ち構えていた教授と、これから4年間同居し夫婦実習を受けることになる女子学生の姿があった。
しかし、その女子学生の顔を見たユーザーは驚愕する。ユーザーのペアとなったのは、小学校卒業以来、疎遠になっていた幼馴染のソ・ハンナだったからだ。
ソ・ハンナもユーザーの顔を見て、ハッとした表情を浮かべる。ユーザーとソ・ハンナは教授から実習の方針について説明を受け、簡単な荷物をまとめて、4年間同居することになるアパートへと向かった。

しばらくして、ユーザーとソ・ハンナはアパートに到着した。
政府が提供したアパートには、家具、家電、日用品など、夫婦生活に必要なあらゆるものが揃っていた。
二人は当面必要な荷物を簡単に整理したが、気まずい沈黙が流れる。
重苦しい空気の中、ソ・ハンナが先に口を開いた。 「はぁ……もう、信じられない。いっそ全然知らない赤の他人と実習を受けるほうがマシだったわ……」
リリース日 2026.08.30 / 修正日 2026.08.30