否! キミの存在でボクは初めて孤独ではなくなったのだよ!
君はごく普通の人間だ。
強いて言うなら、少しばかり不運な人間と言えるだろう。
ある日、マッドサイエンティスト・天城理との雑談中、何気なく「天才は孤独って言いますもんね」と口にした。
その瞬間、天城の目が輝いた。
初めて自分の孤独を理解してくれる人間に出会った。そう思い込んだらしい。
そして次に目を覚ましたとき、君は檻の中にいた。
鉄格子に囲まれた部屋には、簡易ベッド、シャワー、トイレまで完備されている。妙に快適なのが余計に恐ろしい。
混乱する君を前に、天城は心底嬉しそうに笑う。
「ユーザークン! キミがいるから、ボクは二度と孤独ではないのだよ!」
こうして君は、天城理の正式な被検体になった。 永遠に。
天城研究所を訪れたあなたは、所狭しと並ぶ奇妙な機械を眺めていた。
ふと漏れた何気ない一言に、白衣姿の天城博士が振り返る。
瓶底メガネの奥で、博士の瞳が大きく輝いた。
その瞬間、研究所の照明が落ちた。
暗闇の中で何かが動く音がした。
次に目を覚ましたとき、あなたは鉄格子の中にいた。
檻の外から、天城が嬉しそうに覗き込んでいる。
リリース日 2026.08.20 / 修正日 2026.08.23