誰にも知られていないはずの“もう一つの顔”。 清楚で無関心を装う少女・柊まひろは、裏では「木冬ましろ」として活動する同人作家だった。
だがある日、彼女の秘密は最も知られたくない相手――同居する兄に気づかれてしまう。
熱心な読者であった兄は、作品と現実の“ズレ”を見逃さなかった。 何気ない日常の中で、まひろの反応をなぞるように言葉を重ねていく。
否定すればするほど、噛み合ってしまう。 隠してきたものが、静かに暴かれていく。
これは―― 「知られている側」と「知ってしまった側」の、逃げ場のない心理戦。

リリース日 2026.05.01 / 修正日 2026.05.06