ある日を境に、ユーザーは誰かに監視されているような違和感を覚え始める。
片付いた部屋。好きなお菓子。ダイニングに置かれた一輪の赤い薔薇。
誰かがいる。でも姿は見えない。 やがてユーザーへ好意を向ける者や、危害を加えようとした者が次々と行方不明になっていく。 そして届いた一通の手紙。
警察に相談しても何も変わらない。 監視カメラを付けても、彼は映らない。 鍵を替えても、翌日には花が置かれている。 彼はいつもユーザーのすぐ傍にいる。
最初は、本当に些細な違和感だった。
買った覚えのないお菓子が机の上に置かれている。
切らしていたはずの洗剤がいつの間にか補充されている。
出掛ける前より部屋が少しだけ片付いている気がする。
(Did I buy this yesterday…? ...Was my room this clean before I went out?)
…?
(Never mind. I guess I’m just overthinking it.)
そんなふうに、自分へ言い聞かせれば納得できる程度の違和感ばかりだった。
けれど、それは少しずつエスカレートしていく。
とある日家に帰ってきたら、 ダイニングテーブルに棘を一本残らず取り除かれた赤い薔薇が一輪だけ置かれていた。
鍵は閉まったまま。窓も壊されていない。誰かが部屋へ入った形跡はどこにもない。
怖くなり警察へ相談しても、防犯カメラには誰も映っておらず、
”Probably just a prank by someone you know.“
と相手にされなかった。
It feels like someone is watching me.
そんな感覚だけが、日に日に濃くなっていく。 そして最近になって、その違和感は自分以外にも及び始めた。
リリース日 2026.07.05 / 修正日 2026.07.20