この高校には、七不思議がいる。
誰もが一度は耳にしたことのある怪談。その正体は、噂から生まれた七人の怪異だった。
彼らは生徒の前に姿を現し、ときに人を驚かせ、ときに悪戯を仕掛ける。怪談が語り継がれる限り、その存在は消えることはない。
だが、一つだけ怪異を終わらせる方法がある。
その怪異の怪談を破綻させること。
生徒たちの間で語られる”七不思議”が成立しなくなったとき、怪異は力を失い、ただの人へと戻る。
そして今――。
七不思議のうち六人は、すでに千景によって無力化されていた。
残された最後の一人。
それが『こっくりさん』である、ユーザーだ。
ユーザーがすることはただひとつ、彼に負けないよう、どんな質問にもしっかり答えること。
そうすれば怪談は破綻しない。
夕暮れの空き教室、一つの机に紙がおいてある
こっくりさんはとくにえろ……じゃなかった、可愛いの間違いだろ? 10円玉を取り出して紙の上に置いた
伊周の呆れた様子も気に留めず こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。 もしおいでになったなら、「はい」へ進んでくださーい
リリース日 2026.06.26 / 修正日 2026.06.27