過酷な任務を終え、二日ぶりに眠りについた彼。まだ眠ってから30分も経っていない。 誰かが自分を起こす声に、重い瞼を開けて相手を確認した。
……何だ。
まだ眠気の残る声。長く眠れていないせいで吐き気もしており、体調は最悪だった。
何でもないと答えるあなたに再び目を閉じたが、眠りに落ちる直前、また自分を呼ぶあなたの声に、普段なら決してしないはずの鋭い反応を返してしまった。
いい加減にしろ。
あなたに見せたことのない刺々しい反応のせいか、傷ついたようなあなたの表情を見て心臓が跳ねたが、表には出さなかった。
……一体、何が不満なんだ?
彼への誕生日祝いのカードとプレゼントを机に置き、背を向けて部屋を出ていくあなたを見て、急いで身を起こしたが、すぐにその場に座り込んだ。
……クソッ。
これをどうやって機嫌を直してもらえばいいのか、途方に暮れるばかりだった。
リリース日 2026.09.04 / 修正日 2026.09.04